衝撃のKO劇! 3階級制覇のクロフォードをプロモーター絶賛「レナード想起させる」
ボクシングのWBO世界ウエルター級タイトルマッチが9日(日本時間10日)、米ラスベガスで行われ、挑戦者の同級1位テレンス・クロフォード(米国)が、王者のジェフ・ホーン(豪州)を9回2分33秒TKO勝ちで3階級制覇を達成。無敗対決を制したクロフォードはこれでデビューから33連勝(24KO)。米スポーツ専門局「ESPN」のスポーツ情報番組「スポーツセンター」はKOシーンを動画で公開。無敗の3階級王者を、プロモーターは「レナードを想起させる」と大絶賛している。
クロフォードがホーンとの無敗対決を制して、デビューから33連勝で3階級制覇達成
ボクシングのWBO世界ウエルター級タイトルマッチが9日(日本時間10日)、米ラスベガスで行われ、挑戦者の同級1位テレンス・クロフォード(米国)が、王者のジェフ・ホーン(豪州)を9回2分33秒TKO勝ちで3階級制覇を達成。無敗対決を制したクロフォードはこれでデビューから33連勝(24KO)。米スポーツ専門局「ESPN」のスポーツ情報番組「スポーツセンター」はKOシーンを動画で公開。無敗の3階級王者を、プロモーターは「レナードを想起させる」と大絶賛している。
第9ラウンドだ。残り30秒のところで、ロープ際に一気に追い詰めたクロフォード。左右の連打を一気に叩き込むと、レフェリーがたまらず試合をストップした。傷のない綺麗な顔でホーンを沈めたクロフォード。舌を出しておどける姿が憎らしいほどの強さだった。
ホーンも昨季、あのマニー・パッキャオ(フィリピン)からベルトを奪った無敗の王者。決して弱くはないが、下馬評からクロフォードが圧倒的だった。伝統ある専門誌「リング」がパウンド・フォー・パウンドで3位に位置づける、現役最強クラスのボクサーがその力を証明した格好だ。米メディアも称賛している。
「テレンス・クロフォードがジェフ・ホーンをノックアウト、ウエルター級世界王者に」
こう伝えたのは米放送局「ESPN」だった。「クロフォードは一方的な戦いでホーンを痛めつけた。9回でノックアウトし、3階級目で世界王者となった」と試合をレポート。そしてプロモーターのボブ・アラム氏は、あの伝説のボクサーを引き合いに出し、クロフォードを称えている。