田中希実6着に繰り上がり 接触&転倒したウガンダ選手、大号泣敗退→救済決勝進出【世界陸上】
オレゴン世界陸上が16日(日本時間17日)、米オレゴン州ユージンのヘイワード・フィールドで第2日が行われた。女子1500メートル準決勝2組で転倒が発生し、転倒の引き金となった6着のガイア・サバティーニ(イタリア)が失格。転倒し、途中棄権となったウィニー・ナニョンド(ウガンダ)は救済措置で決勝進出した。その煽りを受けていた田中希実(豊田自動織機)は7着から6着に繰り上がったが、救済はされなかった。
オレゴン世界陸上
オレゴン世界陸上が16日(日本時間17日)、米オレゴン州ユージンのヘイワード・フィールドで第2日が行われた。女子1500メートル準決勝2組で転倒が発生し、転倒の引き金となった6着のガイア・サバティーニ(イタリア)が失格。転倒し、途中棄権となったウィニー・ナニョンド(ウガンダ)は救済措置で決勝進出した。その煽りを受けていた田中希実(豊田自動織機)は7着から6着に繰り上がったが、救済はされなかった。
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アクシデントが起きたのはラスト1周、最終コーナーから直線に向いたところ。5番手争いの密集で、最内を走っていたサバティーニが右の前にいたナニョンドを押すようにして進路を空けた。これでナニョンドは転倒。その外を走っていた田中も接触しかけ、外に膨らんでスパートが一瞬遅れた。サバティーニが6着、田中が7着でゴール、ナニョンドは途中棄権となった。ナニョンドは号泣。チーム関係者に慰められたが、大泣きで叫びながらミックスゾーンを通過した。
2組で行われた準決勝は各組の上位5着とタイム上位2人の決勝進出条件だった。その後、押したサバティーニは失格となり、転倒したナニョンドは救済で決勝進出が決まった。田中は6着に繰り上がったが、タイムで拾われず。18日(同19日)に行われる決勝は1人多い13人で争われる。
(THE ANSWER編集部)