村田諒太戦に影響も? ゴロフキン、IBF王座を剥奪 “特例”認められず…
ボクシングの世界ミドル級3団体統一王者、ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)が6日、国際ボクシング連盟(IBF)から世界ミドル級王座のタイトルを剥奪された。IBFが発表したもの。
3団体統一王者GGG、デレフヤンチェンコとの指名試合が実現せず、IBFが決定
ボクシングの世界ミドル級3団体統一王者、ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)が6日、国際ボクシング連盟(IBF)から世界ミドル級王座のタイトルを剥奪された。IBFが発表したもの。
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ゴロフキンは2015年10月に当時のデイビッド・レミュー(カナダ)に8回TKO勝ちを収めて以来、4度防衛し、IBFミドル級の王座に君臨していた。だが、米ニュージャージー州に本部を置くIBFは「ゲンナジー・ゴロフキンの保持していたIBFミドル級タイトルを取り消した」と発表した。
ゴロフキンはサウル・“カネロ”・アルバレス(メキシコ)との対戦を計画していたが、アルバレスの薬物違反により中止。5月5日にWBA世界ミドル級12位のバネス・マーティロスヤン(米国)と対戦し、2回TKO勝ちを収めた。IBFは指名挑戦者のセルゲイ・デレフヤンチェンコ(ウクライナ)との対戦を命じていたが、この際は特例で許可していた。
マーティロスヤン戦を認める代わりに8月3日までにでデレフヤンチェンコとの指名試合を行うことで合意。アルバレスとの再戦交渉を進めていたゴロフキンは5月22日にIBFに再度特例を求めたが、IBFはこれを認めず。タイトル剥奪を決めた。WBA世界ミドル級王者の村田諒太(帝拳)との統一戦の期待も高まっており、実現に影響を及ぼす可能性もありそうだ。
(THE ANSWER編集部)