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賞金6億円到達の菊地絵理香、意識した1.5m最終パット「外せばいくら落とすのか…」

女子ゴルフの国内ツアーの資生堂レディス最終日が3日、神奈川・戸塚CC(6570ヤード、パー72)で行われ、5位で出た菊地絵理香(フリー)が、4バーディー、ボギーなしの68で回って通算12アンダーの2位に入った。賞金872万円を獲得し、生涯獲得賞金はツアー史上23人目の6億円を突破。ツアー通算4勝の33歳は「周りから言われていたので意識していました」と笑みを浮かべた。

資生堂レディス最終日をプレーする菊地絵理香(左)、同組のささきしょうこ【写真:Getty Images】
資生堂レディス最終日をプレーする菊地絵理香(左)、同組のささきしょうこ【写真:Getty Images】

資生堂レディス最終日

 女子ゴルフの国内ツアーの資生堂レディス最終日が3日、神奈川・戸塚CC(6570ヤード、パー72)で行われ、5位で出た菊地絵理香(フリー)が、4バーディー、ボギーなしの68で回って通算12アンダーの2位に入った。賞金872万円を獲得し、生涯獲得賞金はツアー史上23人目の6億円を突破。ツアー通算4勝の33歳は「周りから言われていたので意識していました」と笑みを浮かべた。

 菊地が大混戦の中、2位タイでフィニッシュした。単独4位以上で「6億円突破」の状況から、見事に到達して笑みを浮かべた。総額は6億233万8136円に。「(よく質問されるので)突破しなきゃダメなのかな~と、気にしていました」と振り返った。

 最終18番パー4では、1メートル半のパーパットが残り、「嫌なスライスラインでした。外したら(賞金を)いくら落としちゃうのかな」と思っていたが、しっかりと決める勝負強さも見せた。仮に外していれば、4位タイで6億円突破はならなかった。

 今季は未勝利だが、調子は上向きだ。「諦めないでやれた結果、いい順位で終われたので、そこはすごいうれしいですね」と声を弾ませた。

(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)


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