西村優菜に突き放された2位森田遥 強さを称賛「優菜ちゃんはやっぱり上手かった」
女子ゴルフの国内ツアー・ニチレイレディスは19日、千葉・袖ヶ浦CC新袖C(6563ヤード、パー72)で最終日が行われ、首位タイで出た森田遥(新英ホールディングス)は4バーディー、1ボギーの69で通算14アンダーの2位。優勝した西村優菜(スターツ)に3打届かなかった、1打リードの15番パー4では、第2打をシャンクして痛恨のボギー。2017年8月の北海道meijiカップ以来となる約5年ぶりのツアー通算2勝目は逃したが、今季初の優勝争いを「自信になりました」と前向きにとらえた。
ニチレイレディス最終日
女子ゴルフの国内ツアー・ニチレイレディスは19日、千葉・袖ヶ浦CC新袖C(6563ヤード、パー72)で最終日が行われ、首位タイで出た森田遥(新英ホールディングス)は4バーディー、1ボギーの69で通算14アンダーの2位。優勝した西村優菜(スターツ)に3打届かなかった、1打リードの15番パー4では、第2打をシャンクして痛恨のボギー。2017年8月の北海道meijiカップ以来となる約5年ぶりのツアー通算2勝目は逃したが、今季初の優勝争いを「自信になりました」と前向きにとらえた。
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最後に突き放された。単独首位で迎えた15番パー4。森田が50度ウェッジで放った第2打は、右斜め前方の林へと向かった。観客も唖然とするミス。森田は振り返った。
「シャンクです。実は今週3回目です。2日前(初日)に2回やっちゃっています。ちょっと、取り組んでいることを大袈裟にやり過ぎた感じです」
林からの第3打はグリーン手前のバンカーへ。ダブルボギーになるピンチだったが、2メートルのパットを決めてボギーにした。その後も「まだ追いつける」と攻めの気持ちだったが、17番パー3で西村にバーディーを決められた際は「まさか」と驚いたという。
「伸ばし合いなのは分かっていましたけど、最終日にノーボギーの6アンダーで回るのは簡単なことではないです。優菜ちゃんは、やっぱり上手かったです」
勝者を称えた25歳。その上で前半に4バーディーを奪い、2打リードの単独首位で折り返したことも踏まえ、「自分らしいアップダウンのあるゴルフ」と表現。心境を問われると、「(悔しさと達成感の)間ぐらいですかね。半分半分です」と明かした。
ただ、今季初めて優勝争いに加わったことをプラスにとらえていた。「この位置でしか味わえない雰囲気とかシチュエーションがあるので、それはすごく自信になりました」。今季平均パット数(1ラウンドあたり)は、27.2683で全体1位。好調なパットとつかんだ自信を胸に森田は、優勝に再挑戦する。
(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)