井上尚弥、リング誌のPFP6位に 舞台裏は議論白熱… 「4位に」「いや上がらない」
「イノウエは4位に上がるべきだ」、意見は平行線をたどったが…
「私は井上が4位に上がるべきだと思う。彼の経歴は上にいる3人よりも好ましい」
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「2つの階級で彼はNO1だと思われた者を倒し、3階級目でもタイトル保持者を倒した。それが物語ってるんじゃないかな。そして実際はソールンビサイは今よりも上にいるべきで…いや、過ぎたことだね」
しかしこの意見にウェインライト記者はなかなか納得しなかった。
「自分としては、この勝利は彼の地位を固めたものであり、7位に置くことが正しかったと示すものだったと思う」
両者の意見、そして自らの意思も総合して、フィッシャー編集長が結論を導き出したようだ。
「両者の言い分は理解できるが、私はイノウエのパフォーマンスと素晴らしい一連の流れはPFPのランキングで少なくとも1つ順位を上げるに値すると考える。ソールンビサイは私の称賛する正真正銘の“ワル”であり、彼はイノウエ以上になる機会もあるだろう、もしかしたら次なる戦いでモンスターの前に立つ1人となるかもしれない」
結果的に、ソールンビサイとの順位を入れ替えて6位に昇格させることとなった。
こんな喧々諤々の議論を呼ぶのも井上の強さが光ったからこそ。リングマガジンの目の肥えた編集者たちはこうやって意見を戦わせながら、PFPのランキングを決めているのだ。
【リング誌選定のPFP5傑】
1位・ゲンナジー・ゴロフキン(ミドル級3団体統一王者)
2位・ワシル・ロマチェンコ(史上最速となる12戦目で3階級制覇)
3位・テレンス・クロフォード(元スーパーライト級主要4団体統一王者)
4位・サウル・アルバレス(2階級制覇王者)
5位・マイキー・ガルシア(4階級制覇王者)
(THE ANSWER編集部)