ドネア、敗戦後の360度お辞儀など紳士的行動の数々に反響「アウェイでこんな好感凄い」
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は7日に行われたWBC王者ノニト・ドネア(フィリピン)との3団体王座統一戦で2回TKOで勝利した。井上による高速決着が脚光を浴びた一戦だったが、試合後の両者の立ち振る舞いも話題に。試合から数日が経過しているが、特にドネアの紳士的行動の数々には「アウェイでこんなに好感持たれてるのすごい」「ドネアが尊敬されるのはまさにこういう所」と反響が広がり続けている。
独占中継を行ったAmazonプライム・ビデオが試合後の行動に注目
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は7日に行われたWBC王者ノニト・ドネア(フィリピン)との3団体王座統一戦で2回TKOで勝利した。井上による高速決着が脚光を浴びた一戦だったが、試合後の両者の立ち振る舞いも話題に。試合から数日が経過しているが、特にドネアの紳士的行動の数々には「アウェイでこんなに好感持たれてるのすごい」「ドネアが尊敬されるのはまさにこういう所」と反響が広がり続けている。
試合後まで真の王者に相応しいシーンがあった。ドネアはわずか264秒で屈辱のTKO負けを喫したものの、試合後のリング上で360度、4方向の観客に向かってお辞儀。そして、拳を交えた井上の元に歩み寄り、健闘を称え合った。リングを後にする際も声援に応え続け、退場の花道では転倒した男性スタッフに気付くと、さっと手を差し伸べ、身体を起こした。
井上も勝利後のリングインタビューで「ドネアがいたからこそ、自分はバンタム級で輝けたと思います」「このリングに2人で上がったことが、この感動を生んだと思うので、本当にドネアには感謝したいと思います」と語り、39歳のライバルにリスペクトを表現していた。この試合を独占配信した「Amazonプライム・ビデオ」の公式ツイッターは両者の試合後の立ち振る舞いを、試合から3日経った10日にまとめて公開した。
「互いを称え合うリスペクト、試合後の立ち振る舞い、勝敗を超えたボクシングの素晴らしさ」と文面に記すと、ファンもそれに同調。コメント欄には「倒れた人をすぐに助けるドネア選手。人として素晴らしい」「健闘を讃え合う両者 素晴らしい」「泣ける」「最強には最強の好敵手がいるんだね」「ドネアが尊敬されるのはまさにこういう所」「アウェイでこんなに好感持たれてるのすごい」「ドネアの礼儀正しさにほんと感銘」などの声が寄せられた。
すでに3日以上が経過しているが、再生回数は15万回に迫るなど、ツイッター上で反響が広がり続けている。
(THE ANSWER編集部)