桐生祥秀、10秒27で完敗6着 「今の自分の走りでやれることはやった」とサバサバ
7月のオレゴン世界陸上の代表選考会を兼ねた陸上・トラック&フィールド種目の日本選手権第2日が10日、大阪・ヤンマースタジアム長居で行われた。男子100メートル決勝では、9秒97の前日本記録保持者サニブラウン・ハキーム(タンブルウィードTC)が10秒08(追い風1.1メートル)で3年ぶり3度目の優勝。準決勝で参加標準記録10秒05を突破しており、決勝は3位以内に入れば世界陸上代表に内定する条件だった。桐生祥秀(日本生命)は10秒27で6位だった。
陸上・日本選手権
7月のオレゴン世界陸上の代表選考会を兼ねた陸上・トラック&フィールド種目の日本選手権第2日が10日、大阪・ヤンマースタジアム長居で行われた。男子100メートル決勝では、9秒97の前日本記録保持者サニブラウン・ハキーム(タンブルウィードTC)が10秒08(追い風1.1メートル)で3年ぶり3度目の優勝。準決勝で参加標準記録10秒05を突破しており、決勝は3位以内に入れば世界陸上代表に内定する条件だった。桐生祥秀(日本生命)は10秒27で6位だった。
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桐生は完敗に終わった。10秒27で6着。サニブラウンらに後れを取った。「今の自分の走りでやれることはやった。タイムはついてこなかったけど、レース中も落ち着いて走ることはできた」とサバサバと振り返った。準決勝は10秒24の組4着でヒヤヒヤの決勝進出。「何かを変えないと」と明かしていたが、本人は「スタートブロックの位置、高さ、スタートの角度も全部変えたり、中盤の加速部分も置いたりしたけど、タイムとしてはあまり変わらなかったかな」と語った。
大目標にしていた東京五輪以降の歩みを振り返り、「東京が終わって、何がやりたいのかあまりないままシーズンインした」と吐露。「気持ち的にはオレゴン(世界陸上)に向かいたいと言いつつも、世界陸上あって五輪という段階があって……このままじゃいけないと思いつつも、あまりプラス思考になっていなかった」と明かした。桐生は「ちょっと疲れました」とも言い、正直な想いを語った。
(THE ANSWER編集部)