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井上尚弥は「恐ろしい、欠点ない」 対抗王者バトラーがまた絶賛「ここ30年で最高」

ボクシングのWBAスーパー&IBF&WBC世界バンタム級3団体統一王者・井上尚弥(大橋)は年内の4団体統一を目指している。残る唯一のベルトを持つWBO同級王者のポール・バトラー(英国)は、母国の専門メディアに対し「年内にやりたいのであれば自分も大賛成だ」と改めて前向きな姿勢を示している。

世界バンタム級3団体統一王者・井上尚弥【写真:荒川祐史】
世界バンタム級3団体統一王者・井上尚弥【写真:荒川祐史】

バトラーも年内の4団体統一戦実現に「大賛成だよ」

 ボクシングのWBAスーパー&IBF&WBC世界バンタム級3団体統一王者・井上尚弥(大橋)は年内の4団体統一を目指している。残る唯一のベルトを持つWBO同級王者のポール・バトラー(英国)は、母国の専門メディアに対し「年内にやりたいのであれば自分も大賛成だ」と改めて前向きな姿勢を示している。


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 バトラーは、英ボクシング専門メディア「iFL TV」のYouTubeチャンネルに出演。井上―ドネア戦の感想を聞かれ「次戦の相手候補としてでなく、いち(ボクシング)ファンとして試合を見たら、彼をリスペクトしないといけないね。彼のやっていることを称賛しなきゃ」と絶賛。「彼は恐ろしいよ。ボディーを捉えるまで7回まではかかると思っていたけど……ただただwowだよ」と脱帽していた。

 井上はドネア戦後、年内に4団体統一戦を行いたい意向を示していたが、これにバトラーも同意。「彼(井上)が年内の4団体統一戦を望み、出来なければ階級を上げると言ったことは知っている。年内にやりたいのであれば自分も大賛成だ。実現するといいね」と前向きだった。さらに「彼は欠点のないボクサーだ。ここ20、30年で最高だよ」と評価し、対戦を熱望する理由をこのように語った。

「でもね、時には最高の選手を相手に自分を試さなきゃいけない。いつか、キャリアを振り返った時に2度の世界王座獲得と井上と戦ったと言える。最高の選手に挑戦するんだ。勝っても負けても(時が来れば)ボクシングから引退できるよ」

 33歳のバトラーは4月にジョナス・スルタン(フィリピン)との暫定王座決定戦に判定勝ち。5月に前WBO王者カシメロが規定違反を原因に王座を剥奪されたことにより、正規王者に昇格した。目標はあくまで「4団体統一」だとし、「4団体統一戦を出来るのは一握りのボクサーしかいない。自分がこの試合に望まなければ馬鹿だと思う」とチャンスを掴もうと意気込んでいた。

(THE ANSWER編集部)


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