井上尚弥、WBSS初戦にバーネット浮上 米報道「イノウエから永遠に逃れられない」
井上優位を予想「バーネットが突破できれば幸運だ」
19戦全勝の26歳バーネットはWBAで正規王者の井上よりも上位のスーパー王者に君臨。井上がマクドネルを倒したことで、井上が指名挑戦権を手にした。しかし、井上の参戦はスーパー王者にとっては悲報だという。「26歳のバーネットにとってはいいことではないだろう。もし、イノウエ戦で1ラウンドを凌ぐことができれば幸運だ」と特集では井上優位と分析している。
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一方で、マクドネル相手に死角なしの強さを見せた井上にとって、スーパー王者を警戒しなければいけない部分があるという。記事では「トリッキーなファイター」と指摘。昨年10月21日の当時のWBA世界バンタム級スーパー王者ザナト・ザキヤノフ(カザフスタン)戦の判定勝ちでバーネットは厄介さを証明したという。
「バーネットが通常のファイトでザキヤノフに勝つのは不可能だった。しかし、彼は抱きつきと組み合いを頻繁に繰り出すことで、パンチを放つことを妨害した。レフェリーがバーネットの抱きつきを看過したことによって、この試合は見るに耐えないものとなった。だが、彼には効果的だった」「バーネットが失格にならなかったことは信じられないものだった」
ザキヤノフにパンチを封じたクリンチ作戦。しかし、井上には通用しないとも分析している。
「ザキヤノフと異なり、イノウエは接近戦もうまい。猛ラッシュがあるので、体を掴むのは困難になる。もし、クリンチでイノウエに組みつこうとすれば、彼は腕を掴む前に5、6発は被弾する可能性がある」と指摘。クリンチするためにモンスターの連打を受けることになると予想していた。