井上尚弥、王者母国メディアも圧倒的に“井上支持”「王者が勝てば歴史的偉業」
「マクドネルがこの一戦をもぎ取るなら、英国人ボクサーによるアウェー対戦史でトップ5に入る」
一方、同局でボクシング解説者を務めるスティーブ・ブルース氏も井上優位は動かないと分析している。
「歴史的には、勝つことが困難な場所だ。もしも、ジェイミー・マクドネルがこの一戦をもぎ取ることができれば、英国人ボクサーによるアウェーでの対戦史でトップ5に入るだろう」
敵地東京に乗り込んで、17階級のボクサーを比較する「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」で7位に選出される実力者を倒すことができれば、英国ボクシング界に刻まれる偉業になると、ブルース氏は指摘。ボクシングが盛んな英国の歴史を振り返っても、王者マクドネルの前にそびえている井上の壁はあまりに高いというのだ。
「ジェイミー・マクドネルが世界王座を勝ち取ってから5年。彼は敵地で戦い、注目されず、アンダーカードに埋もれてきた。もしも、勝つことができれば、この青年に対する認識を我々は変える必要がある」
10年無敗にも関わらず、英国のボクシングファンからの人気が高くないというマクドネル。モンスター退治で人気上昇を目論むマクドネルを、井上は強烈無比なキラーショットで返り討ちにし、3階級制覇を果たすことができるのだろうか。決戦のゴングはまもなくだ。
(THE ANSWER編集部)