渋野日向子、無念の予選落ち「出直し!」 3オーバーで通過ライン1打及ばず「悔しい」
女子ゴルフの国内ツアー・ブリヂストンレディスは20日、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C(6713ヤード、パー72)で2日目が行われ、6か月ぶりの国内参戦となった渋野日向子(サントリー)は2バーディー、3ボギーの73で回り、通算3オーバーの69位となった。60位までの通過ラインに達することができず予選落ちが決定。プレー後の会見では「良いところを何一つ見せられず悔しい気持ちでしかない」と話した。
ブリヂストンレディス2日目
女子ゴルフの国内ツアー・ブリヂストンレディスは20日、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C(6713ヤード、パー72)で2日目が行われ、6か月ぶりの国内参戦となった渋野日向子(サントリー)は2バーディー、3ボギーの73で回り、通算3オーバーの69位となった。60位までの通過ラインに達することができず予選落ちが決定。プレー後の会見では「良いところを何一つ見せられず悔しい気持ちでしかない」と話した。
初日は2オーバーの67位と出遅れ、会見で「10点」と自己評価していた渋野。この日も出だし1番パー4でボギーを叩くなど流れに乗れない。2つスコアを落として迎えた後半10番パー4、1メートルのパットを決めてようやくこの日最初のバーディーを奪うも、13番パー4では3パットでボギーとした。
15番パー4でチップインパーを記録。続く16番パー4でバーディーを奪うなど粘るも、予選通過ラインまで1打足りなかった。会見では「スコアとしては(昨日より)1打良くなったが、内容としては(点数は)マイナスかな」と振り返った。
ドライバーが右に曲がるミスが多く「耐えなければいけないようなゴルフになった」と反省。「パーを拾うのに精いっぱいな感じ。パーを拾っても次のティーショットに生かせず、前向きになれなかった」と話した。
今季から米女子ツアーに本格参戦。7試合を戦い、、4月のロッテ選手権2位、シェブロン選手権4位などトップ10入り3度と健闘していた。国内ツアーの参戦は昨年11月の大王製紙エリエールレディス以来6か月ぶりだった。
多くのギャラリーに見守られてプレーしたが「皆さんの顔を見て歩くことができないくらいしんどかったが、声をかけてくださる方、足元が悪い中で高齢の方も応援しに来てくださった。良いところを何一つ見せられず悔しい気持ちでしかない」と話し、「帰ってきて、応援して下さる方がこんなにいてくれる。幸せなことだとしみじみ思っています」と感謝も口にした。
大会前には「4日間大会で出たいというのもあった」と6月の全米女子オープンに向けての調整の意味もあることを明かしていた。「しっかり4日間戦って、良い状態でUSオープンに行きたかったが、全く(力を)発揮することができなかった」とガックリ。「やれることはしっかりやって、準備しきったと言えるくらいの準備ができたら」と気持ちを切り替えていた。最後は「出直し!」と繰り返し、会見場を後にした。
(THE ANSWER編集部)