「イノウエを倒そうと思っていなかったら、ドバイにも行っていない」

「イノウエを倒そうと思っていなかったら、ドバイにも行っていないし大金も投じていない。全員の旅費に2週間の滞在費を自分が支払うんだ」

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　以前、マクドネルは別の海外メディアに対して、「お金がいいんだよ本当。だけど、今回についてはお金だけの話じゃない」とビッグマッチ実現によるファイトマネーの高さにも言及していた。

「勝てると思っていなかったら、試合の行われる週に日本に行って、対戦して、ファイトマネーを持ち帰るだけだ。ただ、自分は勝てると信じている。ゆえにこれは投資なんだよ」

　ドバイでの合宿にかかった、決して安くはなかったであろう費用はすべて自分持ち。だが全ては井上戦に勝利するための“必要経費”だとしている。

「大金を投じたが、その価値はあった。日本では完勝してくるよ」

　“投資”に見合った“リターン”が得られるか――。その点においてもマクドネルは必死になってリングに上がってくるはずだ。