渋野日向子を評価 米ツアー先輩・宮里藍「土台ができた…と偉そうに見てます(笑)」
国内女子ゴルフツアーのブリヂストンレディスが19日、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C(6713ヤード、パー72)で開幕する。今季から米女子ツアーを主戦場にしている渋野日向子(サントリー)は一時帰国し、昨年11月以来となる国内参戦。17日は元世界ランク1位で、2017年限りでツアーを引退した宮里藍が取材に応じ、渋野の活躍ぶりを「アメリカのコースに対応できている」と評価した。
19日からブリヂストンレディスオープン
国内女子ゴルフツアーのブリヂストンレディスが19日、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C(6713ヤード、パー72)で開幕する。今季から米女子ツアーを主戦場にしている渋野日向子(サントリー)は一時帰国し、昨年11月以来となる国内参戦。17日は元世界ランク1位で、2017年限りでツアーを引退した宮里藍が取材に応じ、渋野の活躍ぶりを「アメリカのコースに対応できている」と評価した。
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宮里はこの日、ブリヂストン契約プロとして、大会に出場するアマチュア11人、プロ5人とトークセッションを行った。終了後、取材陣に囲まれると、渋野が今大会に出場することを「出場することも知らなかったのですが、うれしいです。調子が良さそうですし」と喜んだ。
また、自身も経験した米女子ツアーで、渋野が1年目からメジャー初戦・シェブロン選手権で4位、ロッテ選手権では優勝争いをして2位と好成績を残していることにも「見ている限り、コースに対応できると思いますし、彼女の力を発揮する土台ができた感じがします。と偉そうに見ています(笑)」と高く評価した。
宮里は高3の03年秋にプロデビューし、04、05年と国内で戦った後に渡米した。1年目は苦労しながらも、全米女子プロ3位、全英女子オープン9位とメジャーで強さを発揮した。「1年目は楽しい思い出しかないです。自分の知らないゴルフを見て感じて、移動も苦になりませんでした。日本にない芝質でプレーすることも楽しかったです」と当時を振り返った。
その上で、既に全英女子オープンを制している渋野について「結果を求められがち」としながら、「言うてもまだ1年目ですし、メジャーはセッティングも変わります。移動、環境の変化に対応するのには時間がかかりますし、これからのために積み重ねることがすごく重要です」とエールを送った。
宮里は同ツアー2年目の07年にドライバーイップスにかかり、辛い時期も過ごしている。その経験があるからこそ、渋野について冷静な見方を示した。それでも、「日向子ちゃんは見ていて楽しそうにプレーしているので、それはうれしいです」とコメント。取材を受けた時点では顔を合わせてはいなかったが、渋野らしさが続くことを強く願っている。
(THE ANSWER編集部)