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MLBで「5-6-1-9-6」の珍事 最後は三塁ベースで両軍渋滞、米ファン仰天「7人いる」

米大リーグでなんとも珍しい形で“1プレー2アウト”が発生した。守備も走塁もミスが出て生まれた珍事に対し、MLB公式サイトは「記録はまるで数独パズルのよう」、米ファンは「ぞっとするような走塁だな」「三塁に7人いる」「なんだこれは!」との声を上げている。

挟殺プレーでタッチアウトになるナショナルズのソト【写真:AP】
挟殺プレーでタッチアウトになるナショナルズのソト【写真:AP】

メッツ―ナショナルズ戦で珍事、1プレーで2アウトになった結末とは

 米大リーグでなんとも珍しい形で“1プレー2アウト”が発生した。守備も走塁もミスが出て生まれた珍事に対し、MLB公式サイトは「記録はまるで数独パズルのよう」、米ファンは「ぞっとするような走塁だな」「三塁に7人いる」「なんだこれは!」との声を上げている。


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 12日(日本時間13日)、メッツ―ナショナルズ戦の4回だった。0-3と3点を追うナショナルズは無死二塁の好機。3番ベルは痛烈なゴロを放ったが、三塁手の正面に。これが珍事の始まりだった。二塁走者ソトが飛び出し、挟殺プレーに発展。三塁手から遊撃手に渡り、三塁を狙ったソトはカバーに入った投手のウォーカーによりタッチアウト。ただ、これで終わらない。打者走者のベルはこの隙に二塁を狙っていた。

 ウォーカーは体勢を崩しながら二塁へ投げたが、送球が逸れてライト方向へ。これを見てベルは三塁を狙った。ただ、フォローした右翼手が素早くサードへ送球。カバーに入っていた遊撃手が悠々とタッチアウトにした。1プレーで2度、三塁で走者が憤死する展開に。先にアウトになったソト、カバーに入ったメッツの内野陣を含め、最後は三塁ベース付近に選手が“集合”。結果的に2死走者なしになった。

「5-6-1-9-6」とつなぎ、生まれたプレー。記録上は併殺ではなく、1プレー2アウトとなったが、MLB公式サイトは「最終的にナショナルズを困惑させたプレーのスコアは、まるで数独パズルのようだった」と報道。公式ツイッターでも「まあ、これも2アウト取る一つの手だよね」とユーモラスな言葉を添え、紹介した。

 米ファンからは「恥だ」「なんだこれは!」「教科書通りのダブルプレーだ」「ぞっとするような走塁だな」「酷い」とナショナルズの走塁に厳しい声。また、最後の三塁付近は両軍選手と三塁塁審で中継画面が埋まり、まだベース上で座り込んでいたソトについて「ベル走ってるのにソト仮眠とってる」「ソト何してるの?」とのツッコミや「三塁に7人いるから誰が何やってるのか最後見直したよ」との声も上がった。

 チャンスを不意にしたナショナルズはこの回無得点に終わり、1-4で敗れている。

(THE ANSWER編集部)

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