中学生も大学生も同じ練習メニュー BUラグビーアカデミーのブレない育成理念
ゴールデンウィーク後半の5月4、5日、東京・稲城市にあるスポーツ日大アスレチックパーク稲城で「Bring Up Rugby Academy GW特別レッスン2022」が開催された。抜けるような晴天の下、31人の中学生ラガーマンが参加。体力・スキル・コミュニケーション能力アップを図るレッスンに加え、日本大学が誇る最新のトレーニング施設を見学し、心も体も大きな刺激を受けた。
中学生ラガーマン31人がスポーツ日大アスレチックパーク稲城で特別レッスン
ゴールデンウィーク後半の5月4、5日、東京・稲城市にあるスポーツ日大アスレチックパーク稲城で「Bring Up Rugby Academy GW特別レッスン2022」が開催された。抜けるような晴天の下、31人の中学生ラガーマンが参加。体力・スキル・コミュニケーション能力アップを図るレッスンに加え、日本大学が誇る最新のトレーニング施設を見学し、心も体も大きな刺激を受けた。
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Bring Up Rugby Academy(BUラグビーアカデミー)とは、元ラグビー日本代表の菊谷崇氏、小野澤宏時氏、箕内拓郎氏が主宰する小中学生を対象としたラグビーアカデミーだ。東京イースト校、東京ウエスト校、静岡校を拠点に活動。ラグビーというコミュニケーション能力が求められるスポーツを通じ、子どもたちの対人間スキルや問題解決能力、自主性など“人間力”を高めることを目的とする。
2018年に発足したアカデミーの活動は多方面から高い評価を受け、2022年度からは菊谷氏が日本大学ラグビー部のヘッドコーチに就任。BUラグビーアカデミーとも協力体制をとることになり、今回初めてのコラボ企画が実現した。この日は菊谷氏、小野澤氏のほか、奥井亮太コーチ、臼井智洋コーチが参加。日大ラグビー部からは学生スタッフ4人が参加し、GW特別レッスンの運営をサポートした。
参加した31人の中学生の半数以上は、今回初めてBUラグビーアカデミーのレッスンを受ける子どもたち。この日を楽しみにしていたのか、初日は多くの参加者が練習開始の1時間以上前からグラウンドに集まった。
午前10時を迎え、いよいよ特別レッスンがスタートした。両日ともに子どもたちはシャツの下にGPS装置を身につけ、練習中に走った距離、最大速度、加速回数など様々なデータを収集。また、ゲーム形式の練習の様子を上空からドローンで撮影し、細かな動きをチェック。ここでは日大ラグビー部でアナリストを務める高須光さんと金良拳さんが活躍した。