武器を取ったウクライナ英雄ボクサーへ、米誌の“粋な表紙”に称賛「リスペクトだね」
ボクシングの米専門誌「ザ・リング」は、ロシアの侵攻を受けるウクライナの英雄ボクサーを表紙に起用した。登場したのは、元世界ヘビー級王者のビタリ&ウラジミールのクリチコ兄弟。画像に対し、海外ファンから「素晴らしい表紙だね」と声が上がった。
米リング誌がクリチコ兄弟を表紙に起用
ボクシングの米専門誌「ザ・リング」は、ロシアの侵攻を受けるウクライナの英雄ボクサーを表紙に起用した。登場したのは、元世界ヘビー級王者のビタリ&ウラジミールのクリチコ兄弟。画像に対し、海外ファンから「素晴らしい表紙だね」と声が上がった。
世界で最も権威あるリング誌が、クリチコ兄弟を表紙にした。お馴染みの「The RING」の文字の下には同兄弟の姿。ウクライナの英雄2人は街を歩き、片方は武装しているようだ。表紙には「本当の戦い」「ウクライナ人ボクサーが戦場へ」と英語で記された。
インスタグラムに画像を公開した同誌は、文面で「ロシアの侵攻により、多くの有名なウクライナ人ボクサーが国民とともに戦うために武器を手に取っている」と説明した。ワシル・ロマチェンコ、オレクサンドル・ウシクら軍隊入りした同国ボクサーのアカウントをタグ付け。海外ファンからは称賛の声などが上がった。
「リスペクトだよ」
「素晴らしい表紙だね」
「現実世界のスーパーヒーローたちだ!」
「ウクライナに幸あれ」
元WBO&WBC世界ヘビー級王者で、首都キーウ(キエフ)の市長を務めるビタリ氏はSNSで戦禍の母国の様子を度々発信。元WBAスーパー&IBF&WBO同級統一王者ウラジミール氏は軍隊入りが報じられていた。
(THE ANSWER編集部)