115kg挑戦者を卒倒させたフューリーの右アッパーに米メディア戦慄「年間最高KO候補だ」
ボクシングのWBC世界ヘビー級タイトルマッチは23日(日本時間24日)、王者タイソン・フューリーが挑戦者ディリアン・ホワイトとの英国対決を6回TKOで制し、王座防衛に成功した。決着をつけたトドメの右アッパーに米メディアは戦慄。「ESPN」は「残忍な右アッパーカットで試合を終わらせた」とレポートした。
フューリーがホワイトに6回TKO勝ち、王座防衛に成功
ボクシングのWBC世界ヘビー級タイトルマッチは23日(日本時間24日)、王者タイソン・フューリーが挑戦者ディリアン・ホワイトとの英国対決を6回TKOで制し、王座防衛に成功した。決着をつけたトドメの右アッパーに米メディアは戦慄。「ESPN」は「残忍な右アッパーカットで試合を終わらせた」とレポートした。
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終始試合を支配していたフューリー。決着は6回だった。ホワイトの顎に強烈な右アッパーを打ち込んだ。そのまま両手で押すと、計量で114.9キロだったホワイトはキャンバスに仰向けに倒れ込んだ。戦意喪失状態でTKOとなり、ウェンブリースタジアムに集まった9万4000人の観衆は熱狂した。
この決着シーンを米メディアが続々とレポート。米スポーツ専門局「ESPN」は「残忍な右アッパーカットで試合を終わらせた」「この日143発のパンチの放ったフューリーは“ファイトエンディング”ショットをお見舞いした」などと状況をつづった。
米専門誌「ザ・リング」は「美しいドンピシャのアッパーカットで相手をリングの真ん中でとらえた。これが決定打となった」と評した。また、この試合を「早くもノックアウト・オブ・ザ・イヤーの候補となった」と絶賛していた。
(THE ANSWER編集部)