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村田諒太、試合後に残された“死闘の証拠”に米記者が注目「リング上を見てくれよ」

ボクシングのWBAスーパー・IBF世界ミドル級王座統一戦が9日、さいたまスーパーアリーナで行われ、WBAスーパー王者・村田諒太(帝拳)がIBF王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)に9回2分11秒TKO負けで番狂わせはならなかった。激闘後にはリング上で両者が健闘を称え合ったが、米記者は壮絶な試合を物語る“証拠”に注目している。

WBAスーパー・IBF世界ミドル級王座統一戦の試合後、称え合う村田諒太とゲンナジー・ゴロフキン【写真:荒川祐史】
WBAスーパー・IBF世界ミドル級王座統一戦の試合後、称え合う村田諒太とゲンナジー・ゴロフキン【写真:荒川祐史】

村田は出血しながらも9回まで打ち合い

 ボクシングのWBAスーパー・IBF世界ミドル級王座統一戦が9日、さいたまスーパーアリーナで行われ、WBAスーパー王者・村田諒太(帝拳)がIBF王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)に9回2分11秒TKO負けで番狂わせはならなかった。激闘後にはリング上で両者が健闘を称え合ったが、米記者は壮絶な試合を物語る“証拠”に注目している。

 魂の殴り合いを演じた。世界最強ボクサー、ゴロフキンに挑んだ村田。鼻から出血しながらも、9回まで一歩も引かずに死闘を演じた。試合後にはゴロフキンからガウンをプレゼントされ、手を取り合って健闘を称えた。白いリングは飛び散った無数の血で赤く染められていた。

 権威ある米専門誌「リング」のマイケル・モンテロ記者は、自身のツイッターで「リング上の血を見てくれよ」と試合の激しさ示す“証拠”を指摘。GGGプロモーションのプロモーター、トム・ロフラー氏が自身のツイッターで公開した画像を引用した投稿に、米ファンからは「全てのカードが壮絶だったよね。戦士の精神感じた」「凄いな!」などと驚きの声が上がっていた。

 この日の興行では、東洋太平洋&WBOアジアパシフィックライト級タイトルマッチ12回戦では王者・吉野修一郎(三迫)が伊藤雅雪(横浜光)を、WBO世界フライ級タイトルマッチ12回戦では中谷潤人(M.T)が山内涼太(角海老宝石)を出血させ、リング上が血で染まった。村田の演じた死闘とともに、日本人ボクサーたちが海外でも注目を集めていたようだ。

(THE ANSWER編集部)

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