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「ヒデキに言ってもいい?」 松山英樹夕食会、出席者を驚かせた伝説的名手の粋な行動

米男子ゴルフの今季メジャー初戦・マスターズは7日から4日間、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGCで開催される。前回覇者の松山英樹(LEXUS)は5日夜の歴代チャンピオンたちによる夕食会「チャンピオンズ・ディナー」でホストを務めた。王者の仲間入りを果たした松山を往年の名手は日本語で歓迎。その堪能ぶりが出席者を驚かせた。

松山英樹【写真:AP】
松山英樹【写真:AP】

マスターズ「チャンピオンズ・ディナー」でゲイリー・プレーヤー氏が日本語披露

 米男子ゴルフの今季メジャー初戦・マスターズは7日から4日間、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGCで開催される。前回覇者の松山英樹(LEXUS)は5日夜の歴代チャンピオンたちによる夕食会「チャンピオンズ・ディナー」でホストを務めた。王者の仲間入りを果たした松山を往年の名手は日本語で歓迎。その堪能ぶりが出席者を驚かせた。


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「『開いた口がふさがらなかった』ヒデキ・マツヤマがチャンピオンズディナーでゲイリー・プレーヤーに日本語で歓迎される」との見出しで記事を掲載したのは、米ジョージア州地元紙「ジ・オーガスタ・クロニクル」だった。記事によると、松山を歓迎する役割を担っていた1984年、95年王者のベン・クレンショー氏に、ゲイリー・プレーヤー氏から提案があったのだという。

 プレーヤー氏が近づいてきて、「ヒデキに日本語で何か言ってもいいかな?」と聞いてきたというクレンショー氏は「ゲイリーは我々にとって最初の国際的な王者。日本語で1分半ほどスピーチして国際的な王者として歓迎したんだよ」と説明。プレーヤー氏は出席者に対し、31回の来日経験を通じて日本語を学んだことを明かしたという。

 その堪能ぶりに腰を抜かす出席者も。71年王者のチャールズ・クーディー氏は「開いた口がふさがらなかったよ」と振り返り、「ヒデキが敬意をもって何度も頷いていたから、彼の日本語が上手かったんだと分かったんだ」と感心した様子。また、“帝王”ジャック・ニクラス氏は自身のツイッターで、メモを持参しての日本語スピーチだったことも明かしていた。

 南アフリカ出身のプレーヤー氏は61年、74年、78年のマスターズ王者で生涯グランドスラムも達成した歴史的名手。米国人以外の王者の“後輩”として、事前に日本語スピーチの準備までして松山を温かく仲間に迎え入れたようだ。

(THE ANSWER編集部)




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