宇野昌磨、「魔法レベル」の300点超えVに欧州メディア絶賛「夢のようなプログラム」
フィギュアスケートの世界選手権男子フリー(FS)が26日、フランス・モンペリエで行われ、男子ショートプログラム(SP)首位の宇野昌磨(トヨタ自動車)が202.85点、合計312.48点で初優勝を飾った。SP、FSともに自己ベスト。欧州メディアは「夢のようなフリープログラム」「魔法レベルの312.48点」などと絶賛した。
宇野昌磨が世界選手権初V
フィギュアスケートの世界選手権男子フリー(FS)が26日、フランス・モンペリエで行われ、男子ショートプログラム(SP)首位の宇野昌磨(トヨタ自動車)が202.85点、合計312.48点で初優勝を飾った。SP、FSともに自己ベスト。欧州メディアは「夢のようなフリープログラム」「魔法レベルの312.48点」などと絶賛した。
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宇野が「ボレロ」で実力を証明した。後半のトウループは着氷が乱れたが、5本中4本の4回転を成功。自己ベストを更新し、2位の鍵山優真に約15点差をつけて頂点に立った。
世界選手権、グランプリ(GP)ファイナルはともに2度の2位で「シルバーコレクター」と称されたこともあったが、高難度のプログラムで世界を制した。欧州衛星放送「ユーロスポーツ」ドイツ語版は、FSの動画付きで記事を掲載した。「ショウマ・ウノが圧巻の得点で世界選手権王者に―夢のようなフリープログラム」と称賛。世界歴代3位の高得点に対し、こう記した。
「現実とは思えないようなフリー演技で202.85点を挙げて戴冠。合計点では魔法レベルの300点台を突破し312.48点」
ドイツ公共放送「ARD」も「完璧なフリーで世界選手権金メダルの滑り」「5本の4回転ジャンプで輝きを放つ」などと賛辞を送った。日本男子の優勝は、2017年の羽生結弦以来5年ぶり3人目(4度目)。女子は坂本花織(シスメックス)が初優勝し、日本男女アベック優勝は羽生、浅田真央の14年以来8年ぶりの快挙だった。
(THE ANSWER編集部)