メドベージェワ、11年指導した恩師が惜別「お花を持ってありがとうと言って欲しい」
フィギュアスケート平昌五輪銀メダルのエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)が7日、羽生結弦(ANA)と同じ、ブライアン・オーサーコーチに師事することを、ロシアスケート連盟を通じて正式に表明した。複数のロシアメディアがこのニュースを驚きをもって報じているが、国営放送「ペールブイ・カナル」は2007年から11年にわたって指導したロシアの名伯楽、エテリ・トゥトベリーゼコーチの惜別のメッセージを伝えている。
トゥトベリーゼ氏が“愛弟子”に惜別コメント、ロシア国営放送が報道
フィギュアスケート平昌五輪銀メダルのエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)が7日、羽生結弦(ANA)と同じ、ブライアン・オーサーコーチに師事することを、ロシアスケート連盟を通じて正式に表明した。複数のロシアメディアが驚きをもって報じているが、国営放送「ペールブイ・カナル」は2007年から11年にわたって指導したロシアの名伯楽、エテリ・トゥトベリーゼコーチの惜別のメッセージを伝えている。
メドベージェワは、恩師のトゥトベリーゼ氏のもとを去り、カナダ・トロントに拠点を移すことを決断した。2度の世界選手権優勝、そして五輪の銀メダルに導いたトゥトベリーゼ氏は同局に対し、こうコメントしている。
「もちろん、私が次に彼女を最初に見るのは(来季の)グランプリシリーズの舞台ではなく、彼女に良心があって、私のもとにお花を持って来てありがとうと言って欲しい。それが1つ」
「2つ目に、残念ながらこの状況は私にとってもう新しくありません。私は私の元を去った何人かの教え子に会いました。ですので私は精神的にこの件に関して準備できていたと思います」
7歳から指導を続けてきたトゥトベリーゼ氏。娘のような存在が自らの元を去ることになったが、気丈に答えていたという。
メドベージェワも、同氏に対しては感謝のメッセージを発していた。今後は別の道を歩むこととなったが、新天地でも“トゥトベリーゼの教え”は生き続けることだろう。
(THE ANSWER編集部)