樋口新葉のPCS採点の低さは「馬鹿げている」 フィギュア世界選手権で米名物記者が苦言
フィギュアスケートの世界選手権(フランス・モンペリエ)は23日、女子ショートプログラム(SP)が行われ、北京五輪銅メダリスト・坂本花織(シスメックス)が自己ベストを更新する80.32点で首位に立った。一方、北京五輪5位の樋口新葉(明大/ノエビア)は67.03点で7位にとどまった。海外記者からは演技構成点(PCS)の低さについて「馬鹿げている」と苦言を呈した。
7位発進となったSPのPCSは32.48点、3回転フリップはエッジエラー
フィギュアスケートの世界選手権(フランス・モンペリエ)は23日、女子ショートプログラム(SP)が行われ、北京五輪銅メダリスト・坂本花織(シスメックス)が自己ベストを更新する80.32点で首位に立った。一方、北京五輪5位の樋口新葉(明大/ノエビア)は67.03点で7位にとどまった。海外記者からは演技構成点(PCS)の低さについて「馬鹿げている」と苦言を呈した。
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樋口は武器の3回転アクセルを回避し、2回転アクセルを選択したが、着氷が乱れた。以降は立て直し、3回転のルッツ―トウループ、後半には3回転フリップを決めた。しかし、北京五輪は73.51点だった得点は67.03点と伸びず、7位発進となった。
3回転フリップはエッジエラーとなり、PCSは32.48点。フィギュア界の米名物記者ジャッキー・ウォン氏は「フリップのエッジの判定は自分にとって驚きだ。演技構成点は馬鹿げている」と不満の声が上がったほど。しかし、代名詞の3回転アクセル次第でフリーの巻き返しは可能。自身初の五輪出場権を掴み、5位入賞を果たした充実のシーズンを、最高の形で締めくくりたい。
(THE ANSWER編集部)