「心はカオリと言ってるけど…」 海外識者が世界フィギュア優勝者予想「かなり僅差」
フィギュアスケートの世界選手権は23日、フランス・モンペリエで女子ショートプログラム(SP)が行われる。カナダの識者は大会の金メダリストを予想し、女子シングルでは樋口新葉(明大/ノエビア)をピックアップした。
世界選手権が23日に開幕
フィギュアスケートの世界選手権は23日、フランス・モンペリエで女子ショートプログラム(SP)が行われる。カナダの識者は大会の金メダリストを予想し、女子シングルでは樋口新葉(明大/ノエビア)をピックアップした。
独自に優勝スケーターを予想したのは、カナダ公共放送「CBC」のYouTubeチャンネルの番組「ザット・フィギュアスケーティング・ショー」のホストで、2014年ソチ五輪団体銀メダリストの元ペア選手ディラン・モスコビッチ氏(カナダ)と、世界選手権や四大陸選手権に出場経験がある元アイスダンス選手アッシャー・ヒル氏(カナダ)だった。
ヒル氏は女子シングルで樋口をピックアップ。「心はカオリと言ってるんだけど、ワカバを選ぶ。彼女のスケートの方がより好きだからね。かなり僅差だけど」と坂本花織と“接戦”であると説明。「彼女は素晴らしいシーズンを過ごしている」と好調ぶりに着目した。
一方のモスコビッチ氏は北京五輪6位だった17歳ユ・ヨン(韓国)を指名。「なぜ彼女じゃないの? 彼女ならできるよ」と実力に太鼓判を押した。
ロシアのウクライナ侵攻が続く中、国際スケート連盟(ISU)は、世界選手権などからロシアとベラルーシの選手を除外すると発表。五輪金メダリストのアンナ・シェルバコワ(ロシア)らは今大会に出場しない。3回転アクセルを演技に組み込む樋口とユに期待がかけられていた。
(THE ANSWER編集部)