西村優菜は開幕戦3位「すごく悔しい」 一時首位浮上も後半2ボギー「これが今の実力」
女子ゴルフの国内ツアー開幕戦・ダイキンオーキッドレディスは6日、沖縄・琉球GC(6590ヤード、パー72)で最終日が行われた。3位から出た21歳・西村優菜(スターツ)は、3バーディー、2ボギーの71で回って通算8アンダー。前半終了時では首位だったが、後半にスコアを落として3位だった。優勝のチャンスを逃し、会見では「これが今の実力」と自分に厳しかった。
今季開幕戦ダイキンオーキッドレディス最終日
女子ゴルフの国内ツアー開幕戦・ダイキンオーキッドレディスは6日、沖縄・琉球GC(6590ヤード、パー72)で最終日が行われた。3位から出た21歳・西村優菜(スターツ)は、3バーディー、2ボギーの71で回って通算8アンダー。前半終了時では首位だったが、後半にスコアを落として3位だった。優勝のチャンスを逃し、会見では「これが今の実力」と自分に厳しかった。
4日間を通して、状況に応じた頭脳的なプレーを見せてきた西村。この日も「80%の力で打つ」と決めていた。好ショット、パットで前半はスコアを伸ばす。5番パー4では、右ラフから第2打を放ち、グリーン上のランも計算してピン下3メートルにオン。強い風にも巧みに対応していた。
しかし、後半は打って変わって2ボギー。西郷真央と黄アルムに抜かれてしまった。
「すごく悔しかったです。ギアを入れた時、ショットにブレが出ました。力を抜いていこうとは思っていましたが、どこかで力が入っていたのかもしれません。グリーン周りのアプローチは良かったのですが、足りなかったのだと思います。これが今の実力です」と反省した。
もっとも、随所に見せたクレバーなプレーと笑顔は、観客を大いに魅了。ツアー5勝目が近いことも感じさせた。1学年下で初優勝を飾った西郷については、「ショットの安定がすごいですし、たくさん勝っていく選手だと思います」と表現。自身を含めたトッププロたちのライバルになっていくと予想した。
(THE ANSWER編集部)