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賞金女王・稲見萌寧、実力知る“後輩”西郷真央の初Vを祝福「当たり前のように勝った」

女子ゴルフの国内ツアー開幕戦・ダイキンオーキッドレディスは6日、沖縄・琉球GC(6590ヤード、パー72)で最終日が行われた。4位から出た稲見萌寧(Rakuten)は、2バーディー、4ボギーの74で回り、通算4アンダーで10位だった。在籍する日本ウェルネススポーツ大の後輩で、ツアー初優勝を飾った西郷真央(島津製作所)を祝福しつつ、その実力を知るがゆえに「勝ったことに驚いてはいない」とも語った。

通算4アンダーで10位だった稲見萌寧【写真:Getty Images】
通算4アンダーで10位だった稲見萌寧【写真:Getty Images】

女子ゴルフ開幕戦・ダイキンオーキッドレディス最終日

 女子ゴルフの国内ツアー開幕戦・ダイキンオーキッドレディスは6日、沖縄・琉球GC(6590ヤード、パー72)で最終日が行われた。4位から出た稲見萌寧(Rakuten)は、2バーディー、4ボギーの74で回り、通算4アンダーで10位だった。在籍する日本ウェルネススポーツ大の後輩で、ツアー初優勝を飾った西郷真央(島津製作所)を祝福しつつ、その実力を知るがゆえに「勝ったことに驚いてはいない」とも語った。

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 稲見はアテストが終わると、すぐに西郷のもとに駆け付けた。カメラの前で抱擁。西郷も甘えるように稲見の腰に手を回した。会見で稲見は、西郷の優勝を驚いてはいなかったと明かす。ジュニア時代から競い合い、その実力をよく知るからだ。

「ショットメーカーですし、いつ勝ってもおかしくない選手だと思っていました。(予選ラウンドも)一緒に回って、難しいところから、アプローチを寄せてパーを取っていました。だから、驚いていないです。『やることをやって、当たり前のように勝ったね』という感じです」

 稲見にとって西郷は大学ゴルフ部の後輩でもあり、昨季も「大丈夫。勝てるから」と声をかけていた。西郷は励ましに感謝しているが、稲見は「私、誰とかよりも自分との闘いだと思っています。同い年やその前後が強敵ばかりで、年上の上田桃子さんも凄い。誰がというよりもみんなが強いので、自分がもっと伸ばして勝つという感じでいます」とも語った。

 この日はスコアを伸ばせず、順位を落として終了。昨季賞金女王として期待された優勝については「意識しなかった」というが、「もう少しいい位置で終わりたかった」と悔やみ、「後半は風が気になっていい流れが掴めなかったです」と振り返った。昨年大会優勝者として迎える次戦の明治安田生命レディス(11~13日、高知・土佐CC)に向けて「自分の名前に負けないように、全体的に修正したいです」と気を引き締めていた。

(THE ANSWER編集部)


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