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タカマツ破ってアジアVの福島&廣田が帰国、移籍問題にはノーコメント

移籍問題が取り沙汰されているバドミントン日本代表の女子ダブルス、福島由紀、廣田彩花組(再春館製薬所)が30日、初優勝を飾ったアジア選手権(中国・武漢)から帰国した。同選手権では決勝で2016年リオデジャネイロ五輪金メダリストの高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)を2-1(21-18、18-21、21-16)で破った。

福島由紀、廣田彩花【写真:平野貴也】
福島由紀、廣田彩花【写真:平野貴也】

アジアで頂点に立ったフクヒロペアが帰国、移籍問題は語らず

 移籍問題が取り沙汰されているバドミントン日本代表の女子ダブルス、福島由紀、廣田彩花組(再春館製薬所)が30日、初優勝を飾ったアジア選手権(中国・武漢)から帰国した。同選手権では決勝で2016年リオデジャネイロ五輪金メダリストの高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)を2-1(21-18、18-21、21-16)で破った。


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 福島、廣田の「フクヒロ」ペアは、リオ五輪翌年の2017年から快進撃を続けており、高橋、松友の「タカマツ」ペアに並ぶ成績を挙げている。2020年東京五輪のメダル候補へと急成長する中、所属チームである再春館製薬所を退社して岐阜トリッキーパンダースへ移籍する意向であることが開幕前日の23日に明らかとなり、話題となっている。

 帰国した空港で報道陣の取材を受けた2人は「これまで出場した大会で2位が続いていたので、優勝できてホッとしている。決勝で日本人対決の長い試合を勝つことができて、すごく嬉しい」(福島)、「苦しい展開もあったけど、我慢しようと話し合って戦えたことが勝因だと思う」(廣田)と優勝の手応えを話したが、移籍の話になると口をつぐんだ。

 日本代表の中で最も勢いのあるペアだが、移籍に関しては周囲が騒がしい。移籍先となる岐阜トリッキーパンダースの今井彰宏コーチングコーディネーターは、再春館製薬所の前監督で、古巣との間に禍根を残している。

 23日以降、再春館製薬所が今井氏の金銭的な不正行為に関して日本バドミントン協会に告発状を提出したことや、今井氏が熊本県バドミントン協会から除名処分を受けたこと、岐阜トリッキーパンダースの運営母体であるサムライジャパン社が運営する店舗の公式SNSにおいて、今井氏が県協会から事実調査を受けていないことやチームの女性マネージャーが県協会からパワーハラスメントを受けたと主張したことなどが報じられ、移籍元、移籍先の空中戦が展開されている。

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