松山英樹が“1000分の1の奇跡”起こしていた 超絶ベタピンに米記者注目「かなり特別」
先週行われた米男子ゴルフのソニー・オープンで優勝した松山英樹(LEXUS)。プレーオフで放ったベタピンショットなどで称賛を浴びているが、米専門誌は「現在、人生で最高のゴルフをしている」と脚光。米ツアー通算8勝目を手繰り寄せた一打は“1000分の1”の確率だったと注目している。
ソニー・オープンで優勝、プレーオフで放った一打が脚光
先週行われた米男子ゴルフのソニー・オープンで優勝した松山英樹(LEXUS)。プレーオフで放ったベタピンショットなどで称賛を浴びているが、米専門誌は「現在、人生で最高のゴルフをしている」と脚光。米ツアー通算8勝目を手繰り寄せた一打は“1000分の1”の確率だったと注目している。
首位と2打差で出た最終日。松山は7バーディー、ボギーなしの63で回り、通算23アンダーでラッセル・ヘンリーとのプレーオフに突入。18番パー5で行われた1ホール目、残り277ヤードからの2打目を3番ウッドで放つと、一直線に伸びていったボールはピンそば1メートル弱につけた。スーパーショットで観客を沸かせ、楽々イーグルを奪取。崔京周(韓国)のアジア人最多勝記録に並ぶ米通算8勝目を記録した。
米専門誌「ゴルフダイジェスト」は、アレックス・マイアーズ記者の署名で「ヒデキ・マツヤマの千に一度のショット」などと見出しを打った記事を掲載。「ヒデキ・マツヤマは4月にマスターズで優勝したが、日本人スターは現在人生で最高のゴルフをしている」と脚光を浴びせた。
「堂々とした一打だった」と注目したプレーオフの第2打については、スタッツ専門家のルー・スタグナー氏がツイッターに投稿したデータを紹介。2004年からの18年間において、この18番ホールのフェアウェーでは残り275~280ヤードからのショットが計2万7018回あり、そのうちピンまで36インチ(約91センチ)以内に寄せたのは29回しかなかったという。
確率にして約0.1%。ほとんど“1000回に1度”しかない奇跡的ショットだったと伝えたマイアーズ記者は「スタグナーがヒデキのあっぱれなショットがどれだけ凄いかを示した」「私は数学が得意ではないが、千に一度とはかなり特別だ」と驚きをつづっていた。
(THE ANSWER編集部)