宇野がミラノから帰国、自身の公式サイトでファンへ感謝のメッセージを送った

　フィギュアスケートの世界選手権（ミラノ）で銀メダルに輝いた宇野昌磨（トヨタ自動車）が27日に帰国。シーズン最終戦を終え、自身の公式サイトでファンへ向けてメッセージを送っている。

　羽生結弦（ANA）が欠場した世界選手権では日本のエースとして堂々の演技を見せた。大会直前に右足を痛めた影響で、本来の滑りこそできなかったが、魂の演技で銀メダルを獲得。痛みに耐えて滑りぬいた姿は地元イタリアメディアからも称賛を浴びていた。

　宇野は公式サイトで「今シーズンもたくさんの応援を有難うございました。今シーズン、色々な状況で試合に出場し、比較的に良くない試合の方が多かったと振り返っています。この悔しい気持ちを自分の力に変えられるよう、あの試合があったからこそ今があると言えるようにシーズンオフも精進していきます」とコメントしている。

　今季はGPシリーズ第2戦スケートカナダで優勝。全日本選手権も制した。一方でグランプリファイナル、平昌五輪、そして世界選手権は銀メダルと頂点にあと一歩届かない大会も続いた。それでも大崩れすることなく戦い抜き、羽生が不在の間は見事に日本のエースとしての重責を見事に果たした。そしてその愛くるしいキャラクターは世界中の人気者にもなった。