井上尚弥の来春統一戦はドネア最有力か 14日に勝てば再戦に障壁なし、WBOは不透明に
ドネア「目標は統一戦」井上「必ず実現させる」 夢の再戦、実現はいかに…
そうなれば、井上が来春に統一戦を行うのはドネアしかいなくなる。春を逃せば、WBAやIBFから指名試合を義務付けられるため、陣営の大橋秀行会長も「次、統一戦を春にやらないと、また大変になる」と11月半ばに語っており、実現に前のめり。この日、ドネアもリング上で「目標は統一戦だ」と息巻いた後、井上戦について「プロモーターに任せたい。(井上と)互いにリスペクトしている。リチャード(プロモーター)がお膳立てしてくれるに違いない」と心待ちにした。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
実現に障壁はない。2人が拳を交えれば、2019年11月7日のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)決勝で井上が判定勝ちした激闘以来。井上もこの日ドネアがKO勝ちした直後にツイッターで「期待が膨らむドネア2 まずは明後日の試合に集中 ドネア2は必ず実現させる」とつづった。
バンタム級には、井上戦の敗戦から世界王座返り咲きを狙う前IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)や前WBC王者ノルディ・ウーバーリ(フランス)、ラウシー・ウォーレン(米国)、ゲーリー・アントニオ・ラッセル(米国)、ジェイソン・マロニー(オーストラリア)、ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)、そして井上の弟・拓真などがいる。
タレント揃いの階級で中心は間違いなく井上。14日にディパエンを倒すことが大前提だが、日本人初の3団体統一への夢が膨らむ。
(THE ANSWER編集部)