友野一希、大躍進の“日本の超新星”に海外脚光「小さな体格に山ほどの才能」
フィギュアスケートの世界選手権(ミラノ)は24日、男子フリーが行われ、初出場の友野一希(同大)が自己ベストを約18点更新する173.50点で合計256.11点をマーク。5位に入り、来年の出場枠「3」確保に大きく貢献した。羽生結弦(ANA)に代わって出場し、躍動した19歳の超新星に対し、海外メディアも注目。「小さな体格に山ほどの才能」「スターの将来性があふれている」と称賛している。
自己ベスト約18点更新で5位入賞…米メディア「スターの将来性が溢れている」
フィギュアスケートの世界選手権(ミラノ)は24日、男子フリーが行われ、初出場の友野一希(同大)が自己ベストを約18点更新する173.50点で合計256.11点をマーク。5位に入り、来年の出場枠「3」確保に大きく貢献した。羽生結弦(ANA)に代わって出場し、躍動した19歳の超新星に対し、海外メディアも注目。「小さな体格に山ほどの才能」「スターの将来性があふれている」と称賛している。
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初の大舞台でも臆することがなかった。友野は11位に入ったショートプログラム(SP)に続き、フリーも持てる力を出し切った。滑り切ると、渾身のガッツポーズで感情を爆発させた。そして、得点を待ったキスアンドクライ。自己ベストを大幅に更新する173.50点が表示されると、思わず満面の笑みを浮かべ、喜んだ。
米スケート専門メディア「icenetwork」公式ツイッターは、160センチには見えない迫力の演技について「小さな体格に山ほどの才能。カズキ・トモノにはスターの将来性があふれている」とコメントを添えて称賛。欠場した羽生の代役により、急きょ出場が決まった初舞台でも躍動した19歳の才能と未来に賛辞を送っていた。
シニアデビューしたのは今シーズン。ジュニア時代から注目されていたが、着実に成長し、一歩ずつ階段を上がってきた。それが、初出場の大舞台で一気に才能が開花。友野は5位入賞と健闘し、宇野昌磨(トヨタ自動車)は銀メダルを獲得。見事に来年の出場枠「3」を確保し、日本フィギュア界にも大きな貢献を果たした。
試合後には自身のインスタグラムでミラノの名所「ドゥオーモ」の前でおちゃめにポーズを取る写真を公開。愛くるしい19歳が羽生、宇野に続く存在として、来シーズン以降、楽しみな存在となることは間違いないだろう。
(THE ANSWER編集部)