大坂なおみ、憧れセリーナの「カモーン」にこだわった理由とは? 米紙が特集
マイアミ・オープンの女子シングルス1回戦で世界ランク22位の大坂なおみ(日清食品)が元世界1位のセリーナ・ウィリアムズ(米国)を6-3、6-2のストレートで破った。幼少期からの憧れだったグランドスラム優勝23回のレジェンドとの初対決で見事勝利した大坂だが、米メディアでは勝利後のコート上インタビューで明かした、女王の「カモーン」という雄叫びにこだわった理由を取り上げている。
「カモーンが聞けてハッピーだった」大坂はコート上インタビューでこう答えていた
マイアミ・オープンの女子シングルス1回戦で世界ランク22位の大坂なおみ(日清食品)が元世界1位のセリーナ・ウィリアムズ(米国)を6-3、6-2のストレートで破った。幼少期からの憧れだったグランドスラム優勝23回のレジェンドとの初対決で見事勝利した大坂だが、米メディアでは勝利後のコート上インタビューで明かした、女王の「カモーン」という雄叫びにこだわった理由を取り上げている。
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「ナオミ・オオサカは自問した。セリーナはどうくるか? そして、彼女は倒した」と特集したのは、米地元紙「ニューヨーク・タイムズ」だった。
圧倒的な内容で、今大会優勝8回を誇る女王を撃破した大坂。注目の大会初戦ではポーカーフェイスだったが、心の中はドキドキしていたという。
「本当に重要なポイントでサービスゲームを迎えた時、セリーナはどう出てくるのかしら? という感じだった」
77分の快勝劇で20歳の少女は密かに自問自答を繰り返していた。理由は明白だ。大坂にとってセリーナは特別な存在だった。記事では、こうも語っている。
「私がテニスを始めた最大の理由は彼女なの。自分は彼女をずっとテレビで見ていた。いつも彼女の応援をしていたの」
生まれは日本だが、米国で育った大坂にとって、セリーナは心のアイドル。セリーナとの初対決に胸が躍った。そしてこの1勝は大きな意味を持っていた。