大坂VSセリーナの1回戦は過酷!? シード改善要望の声「ルールが彼女を助けるべき」
女子テニスシングルス世界ランク22位・大坂なおみ(日清食品)は現地時間21日に行われるマイアミ・オープン1回戦で、元世界1位のセリーナ・ウィリアムズ(米国)といきなり激突することが決まった。
元世界1位も休養でランク下降でノーシードのセリーナ、大会責任者はこの状況の改善を求めた
女子テニスシングルス世界ランク22位・大坂なおみ(日清食品)は現地時間21日に行われるマイアミ・オープン1回戦で、元世界1位のセリーナ・ウィリアムズ(米国)といきなり激突することが決まった。
BNPパリバ・オープンで自身初タイトルを獲得し、一躍スターダムにのし上がった大坂。対戦する“女王”セリーナへの注目度も再び高まっているが、大会責任者は「ルールが彼女を助けるべき」とし、状況の改善を訴えている。英公共放送BBCが伝えている。
1回戦でいきなり実現した注目対決。大きな注目を集めているが、BBCもこの対戦をクローズアップ。「セリーナ・ウィリアムズ、マイアミ・オープンの責任者がルール変更の要求について言及」と見出しをつけて特集している。
「ナオミ・オオサカとのビッグマッチを早くも迎えることになったセリーナは初めての出産のため、合計で13か月間、休養していたこともあり、ノーシードの対象となっている」
記事ではこう伝えている。元世界1位のセリーナだが、出産による休養などを経て現在の世界ランクは491位。大坂も初優勝で22位まで浮上したが、それ以前は44位で共にシードの対象からは外れていた。そのためにこの豪華な1回戦が実現したわけだが、大会責任者で元世界4位のジェームズ・ブレーク氏はこの状況の改善を訴えている。