ザギトワは「絶対的V候補」 世界選手権、地元伊メディア展望「日本勢も虎視眈々」
フィギュアスケートの世界選手権(ミラノ)が21日に開幕する。最大の注目は平昌五輪を制した女子シングルの15歳アリーナ・ザギトワ(ロシア)。地元のイタリアメディアは「絶対的な優勝候補筆頭」と大本命に挙げ、一方で日本の宮原知子(関大)と樋口新葉(日本橋女学館高)もメダル候補に指名している。
21日開幕の世界選手権…伊メディアは五輪新女王の15歳を本命視
フィギュアスケートの世界選手権(ミラノ)が21日に開幕する。最大の注目は平昌五輪を制した女子シングルの15歳アリーナ・ザギトワ(ロシア)。地元のイタリアメディアは「絶対的な優勝候補筆頭」と大本命に挙げ、一方で日本の宮原知子(関大)と樋口新葉(日本橋女学館高)もメダル候補に指名している。
「アリーナ・ザギトワが絶対的な優勝候補筆頭、カロリーナ・コストナーにも確かなチャンス、日本勢も虎視眈々」と報じたのは、イタリアメディア「OAスポーツ」だった。21日に開幕する世界選手権の展望を掲載している。
女子シングルについて「前回女王のエフゲニア・メドベージェワは、五輪期間中から右足の痛みに苦しめられており、これ以上のリスクを背負わせないために棄権。ただ、彼女を除いても、ミラノの観客はハイレベルの試合を楽しめることができるだろう」と記し、3連覇のかかったメドベージェワは不在ながら好試合が期待できるとしている。
なかでも、大本命に挙げたのは平昌五輪で世界に衝撃を与えた15歳だ。
「疑いなく優勝が予想されているのはアリーナ・ザギトワである。ロシアの新オリンピック・チャンピオンであり、卓越した技術で他を圧倒することができる。(フリープログラム中の超難度コンビネーション、3回転ルッツ―3回転ループなど)そして構成点も予想を超えて大きく伸ばしている」