ワイルダーが披露した過去最重108kgボディに米記者驚き「明らかに筋肉つけてきた」
ボクシングのWBC世界ヘビー級タイトルマッチは9日(日本時間10日)、現王者のタイソン・フューリー(英国)と前王者のデオンテイ・ワイルダー(米国)が米ラスベガスで戦う。ボクシングファンが注目するビッグマッチに先立ち、8日(同9日)は前日計量を実施。決着の第3戦でベルト奪回を狙うワイルダーは238ポンド(約108.1キロ)となり、過去最重量に。その肉体に驚きの声が上がっている。
フューリーとの第3戦、前日計量で238ポンドを記録
ボクシングのWBC世界ヘビー級タイトルマッチは9日(日本時間10日)、現王者のタイソン・フューリー(英国)と前王者のデオンテイ・ワイルダー(米国)が米ラスベガスで戦う。ボクシングファンが注目するビッグマッチに先立ち、8日(同9日)は前日計量を実施。決着の第3戦でベルト奪回を狙うワイルダーは238ポンド(約108.1キロ)となり、過去最重量に。その肉体に驚きの声が上がっている。
反骨の“爆撃機”が驚異の肉体を披露した。ワイルダーはシャツを脱ぎ、計量台に立った。力こぶを誇示するようにポーズを取った上半身は筋骨隆々。いつも以上の迫力を感じさせたが、それもそのはず。過去最重量の238ポンドだった。
計量を取材した米スポーツ専門局「ESPN」のマイク・コッピンガー記者は、自身のツイッターで実際の様子を写真付きでレポート。「タイソン・フューリーが277ポンド(約125.8キロ)、デオンテイ・ワイルダーが238ポンド。両者ともにキャリアハイの体重だ。ワイルダーは明らかにたくさんの筋肉を付けていて、物凄い見た目だ。フューリーはシャツ、帽子、マスクを付けての計量だった」と驚きを記した。
この投稿に対し、ファンからも「ワイルダーの4回KO勝ちだ」「フューリーがワイルダーを倒すね」「ワイルダーはボディビルダーみたいな腹してるな」「ワイルダーはいつもよりデカいし強そうだ」「ワイルダー驚異的だ」「ワイルダー、キレキレだね」との声が上がった。一方で「筋肉のせいですぐ体力無くなるかも」と心配する声もあった。
昨年2月の2度目の対決でフューリーがグラブに細工をしていたという主張を繰り返してきたワイルダー。6日(同7日)の記者会見はフューリーと舌戦を繰り広げ、フェイスオフが中止になっていた。1分1敗で迎える第3戦。44戦42勝41KOという圧倒的な破壊力を見せてきた35歳は、過去最重量の“鎧”をまとい、フューリーを沈めることができるか。決戦のゴングはまもなくだ。
(THE ANSWER編集部)