【平昌 夢の跡】「美人すぎる旗手」 その美貌と“大逃げ”でファンの心を掴んだ
3日間にわたり、話題を呼んだ名場面を振り返る連載「平昌 夢の跡」。第3回は開会式でその美貌が「美人過ぎる」と話題になったエストニアの旗手、サスキア・アルサル。24日に行われたスピードスケート女子マススタートでは、“大逃げ”で騒然とさせ見事に4位入賞を果たして見せた。
「名場面総集編」開会式で美貌が話題になったアルサル、“大逃げ”でも魅了した
3日間にわたり、話題を呼んだ名場面を振り返る連載「平昌 夢の跡」。第3回は開会式でその美貌が「美人過ぎる」と話題になったエストニアの旗手、サスキア・アルサル。24日に行われたスピードスケート女子マススタートでは、“大逃げ”で騒然とさせ見事に4位入賞を果たして見せた。
10日の開会式で白のコート、ニット帽に身を包み、その美貌が「激美人」「金メダル」「雪の女王感すごい」と話題に。その後も、人気は拡大し続け、自身のインスタグラムにはファンからのコメントが殺到。日本のファンも増え、注目度は上昇していった。
そして“本業”でも沸かせた。24日のスピードスケート女子マススタート。日本の高木菜那が金メダルを獲得したレースで、観衆の度肝を抜いた。実質レースがスタートする2周目で一気に加速。後続をぐんぐん引き離し、“大逃げ”を打つ展開に持ち込んだ。
後続がけん制し合う間に、悠々と一人旅を続けたアルサル。最大では半周以上のリードを奪い、ポイントの入る4周目、8周目、12周目を全てトップで通過し着実に得点を重ねていった。13周目に後続につかまったが、そこまで稼いだポイントで見事に4位入賞を果たした。
レース後には「ビューティーコンテストの話題ばかりでたくさん注目された。そのために来てるんじゃないって証明できて嬉しいわ」と振り返り、アスリートとしての意地を見せた。くしくも24日はエストニアの独立記念日でもあった。
大会の冒頭を華やかに彩り、大会の終盤にはアスリートとしての強さも見せたアルサル。記憶にも、記録にも、足跡を刻み、平昌の地を後にした。
(THE ANSWER編集部)