高木菜那、金メダルに導いたのは名伯楽!? オランダ紙「戦術を熟知していた」
平昌五輪は25日、全競技を終了した。日本勢、最後の金メダルを獲得したのは24日に行われた、スピードスケート新種目の女子マススタートの高木菜那(日本電産サンキョー)だった。チームパシュート(団体追い抜き)に続き、自身2個目の金メダルに大きな称賛が集まる中で、スピードスケート大国のオランダメディアは、高木らを指導しているヨハン・デビッドコーチを取り上げている。
高木菜那は「ライバルの戦術を熟知していた」 オランダ人コーチはライバルの指導者
平昌五輪は25日、全競技を終了した。日本勢、最後の金メダルを獲得したのは24日に行われた、スピードスケート新種目の女子マススタートの高木菜那(日本電産サンキョー)だった。チームパシュート(団体追い抜き)に続き、自身2個目の金メダルに大きな称賛が集まる中で、スピードスケート大国のオランダメディアは、高木らを指導しているヨハン・デビッドコーチを取り上げている。
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オランダ紙「アルフメーン・ダッハブラット」は、日本チームのヨハン・デビットコーチが、銅メダルだった同国のイレーネ・シャウテンの元コーチだったとし、「勝利はヨハン・デビットコーチの教え子の高木菜那が奪った」と伝えている。
「ヨハンはシャウテンの元コーチでもあり、彼女の戦術を熟知していた」と伝えた。数日前、練習を終えて、リンクからの帰りのバスの中でデビッドコーチと、シャウテンが交わした会話を紹介している。
「ヨハンが『前の方が良かった。もっとできるだろう』と言ってきた。そうだね、確かにあってるよと答えたが、笑いそうになった。なぜなら私は過去にないぐらい、いいタイムで滑れていたから。多分私を怖がらせようと思っていたんだと思う」
同紙はシャウテンのコメントとして、こう伝えている。