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ドネア、カシメロ戦実現を捨てず 両者に別の選手と対戦指令も「全ては彼ら次第だ」

ボクシングのWBC世界バンタム級王者ノニト・ドネアがインスタグラムを更新し、4人の自分が写った画像を公開。WBCから暫定王者レイマート・ガバリョとの対戦指令を出されたが、WBO王者ジョンリエル・カシメロ(いずれもフィリピン)との統一戦の可能性実現について言及している。

ノニト・ドネア【写真:Getty Images】
ノニト・ドネア【写真:Getty Images】

ドネアはカシメロ陣営の問題を指摘

 ボクシングのWBC世界バンタム級王者ノニト・ドネアがインスタグラムを更新し、4人の自分が写った画像を公開。WBCから暫定王者レイマート・ガバリョとの対戦指令を出されたが、WBO王者ジョンリエル・カシメロ(いずれもフィリピン)との統一戦の可能性実現について言及している。

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 可能性は残されているのか。ドネアは青いグラブを装着した画像を公開。自分ばかり4人が写っているが、文面にはこうつづっている。

「カシメロとのフェイスオフの後、彼らが前に進む前に解決しなければいけない(カシメロ側の)内部問題があるようです。平和的に解決することを祈っています。ガバリョは指名挑戦者。でも、これがボクシングであることはみんな理解しているし、私が知る限りショーン(・ギボンズ)はガバリョとカシメロの両者を管理しています。もし、カシメロとショーンが彼らの問題を解決したら、ガバリョが退く可能性もある。いずれにせよ現時点で全ては彼ら次第です」

 ドネアはWBCからガバリョとの、カシメロはWBOから同級1位ポール・バトラー(英国)との対戦指令が出されたばかりだ。しかし、カシメロのプロモーターを務めるギボンズ氏を含めた相手陣営が動きを見せれば、対戦が実現する可能性があることを説明している。

 両者は8月に対戦予定だったが、カシメロがドーピング検査拒否を示唆したことを引き金に、ドネアが試合をキャンセル。カシメロはドネアの代わりにギジェルモ・リゴンドー(キューバ)と対戦し、判定勝ちしていた。次戦の交渉が進められてきた中、ドネアはこれまでカシメロに対戦を拒否されたと主張していた。

 同級では、WBAスーパー&IBF王者に井上尚弥(大橋)が君臨。4団体統一を望んでいるだけに、他団体王者の動向は大きく影響する。ドネアは今回の投稿の最後に「誰がリングに上がろうと、私は12月に戦います」と強調している。

(THE ANSWER編集部)

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