「なぜ、日本は羽生結弦の虜になるのか」 米大手テレビ局が“列島の熱狂”に脚光
平昌五輪のフィギュアスケート男子シングルで66年ぶりの大会連覇を達成した羽生結弦(ANA)。海外でも歴史的な偉業に注目が集まり、国際的な認知度も高まりを見せる中、米大手テレビ局「CNN」では「なぜ、日本はユヅル・ハニュウの虜になるのか」と特集している。
米大手テレビ局「CNN」が羽生に沸き立つ日本に脚光
平昌五輪のフィギュアスケート男子シングルで66年ぶりの大会連覇を達成した羽生結弦(ANA)。海外でも歴史的な偉業に注目が集まり、国際的な認知度も高まりを見せる中、米大手テレビ局「CNN」では「なぜ、日本はユヅル・ハニュウの虜になるのか」と特集している。
羽生は今大会の男子シングルでディック・バトン氏以来、実に66年ぶりとなる連覇を達成。痛めていた右足で必死に耐えてジャンプを着氷させた姿は多くの感動を呼んだ。そして、幾多の世界の名スケーターたちも果たせなかった快挙を受け、日本国内で国民栄誉賞に推す声が上がるなど、フィギュアファンはもちろん、日本全体が熱狂に沸いている。
「CNN」では、日本のフィーバーぶりに脚光を浴びせ、「なぜ、日本はユヅル・ハニュウの虜になるのか」と特集。記事では、日本オリンピック委員会(JOC)の斎藤泰雄副会長が「彼の個性、パフォーマンス、そして、性格に人々は魅了させるのです」と語ったコメントを紹介している。
羽生といえば、華麗なジャンプはもちろん、高い芸術性を誇り、フィギュアの魅力を体現している。リンクを離れれば、23歳らしい若者らしさものぞかせるが、アスリートとして飽くなき向上心を持ち、「限界」を常に破ろうと努力し続けている。野心的な姿勢に、日本人が心を打たれる面も大きいだろう。