日本勢は共に自己ベスト更新! 宮原は4位、坂本は5位発進… メダル圏内でフリーへ
平昌五輪フィギュアスケート女子シングルショートプログラムが21日、行われ、宮原知子(関大)は3度のジャンプをすべて成功させ、自己ベストを更新する75.94点をマーク。4位で発進した。坂本花織(シスメックス)もミスなく演じ切り、自己ベストを2点以上更新する73.18点で5位。日本勢2人が共に好発進を決めた。23日のフリーは共に最終組滑走となった。
宮原、坂本両者ともに自己ベストを更新! 表彰台を狙える位置で23日のフリーへ
平昌五輪フィギュアスケート女子シングルショートプログラムが21日、行われ、宮原知子(関大)は3度のジャンプをすべて成功させ、自己ベストを更新する75.94点をマーク。4位で発進した。坂本花織(シスメックス)もミスなく演じ切り、自己ベストを2点以上更新する73.18点で5位。日本勢2人が共に好発進を決めた。23日のフリーは共に最終組滑走となった。
首位はエフゲニア・メドベージェワ。2位はアリーナ・ザギトワ(共にOAR)。3位はケイトリン・オズモンド(カナダ)。宮原と3位のオズモンドとの差はわずか2.93点。逆転可能な位置で、フリーへ向かう。
最終組、女王メドベージェワ(OAR)の直後で滑走した宮原は、映画「SAYURI」の曲に乗せ、優雅に舞った。3回転ルッツ―3回転トーループを決めると、後半の3回転ループ、最後のダブルアクセルも着氷させた。晴れやかな表情を見せると、「75.94」点を確認したキス・アンド・クライでも安堵の表情を浮かべた。
宮原は団体のSPで68.95点にとどまり、回転不足として得点が伸びなかった判定に対し、海外ファンから「サトコ・ミヤハラ(の得点)は盗まれた」などと議論を呼んでいたが、シングルの舞台で巻き返した格好だ。
4大陸選手権を制した坂本も大舞台での強さを見せた。ジャンプはすべて基礎点が1.1倍になる後半に組み込む演技構成。3回転フリップ―3回転ト―ループを決めると、3回転ループ、最後のダブルアクセルも着氷させ、ミスなく演じきり、ガッツポーズも出た。
大舞台で美しく舞った日本の両選手。上位が次々と世界最高得点を更新する空前のハイレベルの様相を呈する中で、フリーの演技にも注目が集まる。
(THE ANSWER編集部)