元全米王者ジェイソン・ブラウンがひらがな30文字で祝福

　平昌五輪フィギュアスケート男子シングルで66年ぶりの大会連覇を達成した羽生結弦（ANA）。右足首の故障から、ぶっつけ本番で演じた復活劇の余韻は、日本のみならず、世界に波及し、まだまだ収まる気配を見せない。親日家で知られる、羽生と同い年の元全米王者、ジェイソン・ブラウンが、羽生との思い出の2ショットを掲載し、日本語で送った祝福のメッセージが大きな話題を呼んでいる。

「とってもうれしい！！！ゆずるくんとしょうまくん、おめでとうございます！！！」

　ブラウンは自身のツイッターを更新。金、銀メダルの絵文字とともに、日本語30文字で、羽生と、銀メダルの宇野昌磨（トヨタ自動車）への祝福を書き込んだ。過去に撮影した、それぞれとの2ショット写真とともに、なんとも温かな“ひらがなメッセージ”だった。

　ブラウンは昨年11月のGPシリーズNHK杯を、羽生が欠場した際にも「ゆずるさんへ、はやくよくなってください！！ジェーソン」と25文字の日本語メッセージを掲げ、話題を呼んでいたが、今回再び、“ひらがなメッセージ”で羽生＆宇野を祝福した。

　自身は1月の全米選手権で結果を残せず、平昌五輪出場を逃したが、明るいキャラクターで日本にもファンが多い。盟友の復活劇を自分のことのように喜ぶブラウンに、日米のファンからの書き込みが相次いだ。

「ジェイソンはなんて優しい人なの」
「ジェイソン、日本の選手に祝福をありがとう！　あなたの演技も楽しみにしています」
「ジェイソンいない平昌寂しかったよー」
「ジェイソンからのおいわい、とってもうれしい～！！」
「ありがとう！でも、ゆずるじゃなくて、ゆづるだよ」

　世界から祝福の続く、日本人スケーター。その愛される人柄が伝わってくる。