羽生結弦、「66年前の伝説」甦らせた270秒 バトン氏「記録は並ばれるためにある」
平昌五輪は17日、フィギュアスケート男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位の羽生結弦(ANA)が206.17点で合計317.85点をマークし、米国のディック・バトン氏以来、66年ぶりの五輪連覇を達成。“後継者”の偉業達成を見届けた88歳のバトン氏は「ブラボーハニュウ 記録は並ばれるためにあるものだ」と祝福した。
1952年以来の連覇達成、“伝説の男”バトン氏「ブラボー、記録は並ばれるためにある」
平昌五輪は17日、フィギュアスケート男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位の羽生結弦(ANA)が206.17点で合計317.85点をマークし、米国のディック・バトン氏以来、66年ぶりの五輪連覇を達成。“後継者”の偉業達成を見届けた88歳のバトン氏は「ブラボーハニュウ 記録は並ばれるためにあるものだ」と祝福した。
4分30秒に魂を込めた。羽生は伝説の“先輩”も魅了し、歴史を作った。66年ぶりの連覇が決まると、その偉業を最後に達成していたバトン氏はツイッターで、つぶやいた。
「ブラボーハニュウ、記録は並ばれるためにあるものだ」
88歳になったレジェンドは23歳の新たなレジェンドの出現を素直に認め、粋な祝福を送っていた。そう認めさせるだけの内容だった。羽生の演技中、バトン氏はツイッターで細かく投稿した。
冒頭では「4回転サルコウ、美しく、余裕で軽やか」と評価すると、中盤には「ゴージャス…」と感心した様子。演技が進むにつれ、「音楽にそった美しい振り付け。すさまじい劇場だ!」と興奮度が上がり、演技を終えるまで賛辞を惜しまなかった。
そして、最後につづった「ブラボー」。“伝説の男”もお墨付きを与えた270秒で、羽生は歴史的な快挙を果たした。
(THE ANSWER編集部)