羽生結弦、演技後の“大雨”に海外メディア注目「プーさんの洪水が押し寄せた」
大会前にはディズニー専門サイトも特集「ハニュウの幸運のお守り」
「いつも通り、ウィニー・ザ・プー(くまのプーさん)の人形の洪水が氷上に押し寄せた」と表現。観衆が投げ込んだ黄色い可愛いぬいぐるみは200から300に迫ろうかという数で、リンクに届かずに通路に転がっているのもあった。
大会前の記者会見で、ネイサン・チェン(米国)も「ユヅの後に演技したことは、これまでも何回かあるんだ。僕が唯一忘れてはいけないことは、くまのプーさんの雨だね」と語るなど、羽生と黄色いディズニーキャラクターの絆は有名だった。
羽生の傍らにはプーさんのティッシュケースがいつでもお供。演技後にぬいぐるみが大量に投げ込まれるのはフィギュア界の名物と化し、大会前にはディズニー専門サイト「OH MY DISNEY」が「ハニュウの幸運のお守り」と特集したこともあった。
羽生が目指す連覇を最後に達成している、1948年、52年五輪の覇者、ディック・バトン氏もツイッターで「美しいプログラム、美しい振り付け。テディベアの雨が降り注いだかのようだ」と綴っていた。
笑顔を浮かべる羽生の背中で注がれたプーさんの雨。平昌五輪で人々の記憶に長く留まる名場面となるかもしれない。
(THE ANSWER編集部)