15歳ザギトワ、衝撃の五輪デビュー 世界歴代2位の158.08点 女王メドベも拍手
平昌五輪は12日、フィギュアスケート団体フリーが行われ、15歳のアリーナ・ザギトワ(OAR)が自己ベストを更新する世界歴代2位の158.08点をマーク。衝撃の五輪デビューを飾り、前日の世界女王エフゲニア・メドベージェワ(OAR)に続き、圧巻の演技を披露した。
前日の世界歴代最高メドベージェワに続く衝撃…場内大喝采
平昌五輪は12日、フィギュアスケート団体フリーが行われ、女子フリーで15歳のアリーナ・ザギトワ(OAR)が自己ベストを更新する世界歴代2位の158.08点をマーク。衝撃の五輪デビューを飾り、前日の世界女王エフゲニア・メドベージェワ(OAR)に続き、圧巻の演技を披露した。
衝撃の五輪デビューだ。ザギトワは赤いチュチュをまとい、リンクに現れると、堂々たる演技を見せた。「ドン・キホーテ」の荘厳なメロディーに合わせ、いつものように前半は美しいステップ、スピンを披露。さらに、後半に固めた7本のジャンプはすべて完璧に成功させた。滑り終えると、場内は大喝采。15歳の表情に笑みが浮かんだ。
スコアは1月の欧州選手権で記録した自己ベストを更新する世界歴代2位の「158.08」。キスアンドクライで思わず笑みがこぼれ、前日にSPで世界歴代最高得点をマークしていたメドベージェワも笑顔で拍手を送った。
ザギトワは今季、シニアデビュー。GPシリーズ、ファイナル、ロシア選手権をすべて制覇。そして、1月の欧州選手権では女王メドベージェワに2年ぶりに個人戦で土をつけ、一躍、シングルの金メダル候補に挙がっていた。
メドベージェワとは同じコーチ、練習場のもとでしのぎを削ってきたザギトワ。15歳らしからぬ完璧な演技を披露した美しき天才少女はフリーでどんな演技を見せるのか。シングルのメドベージェワとの激突が今から楽しみだ。
(THE ANSWER編集部)