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大谷翔平の本拠地弾でよく映る横浜ゴム看板 設置の真相「飛ばすたびに偶然を感じる」

米大リーグで史上初めて投打二刀流でオールスターに選出されたエンゼルス・大谷翔平投手。今季はMLB単独トップの32本塁打を放つなど、特に野手としての長打力が際立つ。大谷の本塁打と言えば中堅やや左中間寄りに“ビッグフライ”を打ち込むのが特徴の一つだ。

大谷が本拠地で中堅方向へ本塁打を放つと、横浜ゴムの看板が画面に映し出される(写真は2018年撮影)【写真:Getty Images】
大谷が本拠地で中堅方向へ本塁打を放つと、横浜ゴムの看板が画面に映し出される(写真は2018年撮影)【写真:Getty Images】

「ヨコハマタイヤ」ブランド元の横浜ゴムとYTCに設置経緯を聞く

 米大リーグで史上初めて投打二刀流でオールスターに選出されたエンゼルス・大谷翔平投手。今季はMLB単独トップの32本塁打を放つなど、特に野手としての長打力が際立つ。大谷の本塁打と言えば中堅やや左中間寄りに“ビッグフライ”を打ち込むのが特徴の一つだ。


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 本拠地エンゼルスタジアムでセンターに滞空時間の長い本塁打が放たれる度、画面に映し出されるのは「YOKOHAMA TIRES(ヨコハマタイヤ)」の看板ロゴ。日本のファンも中継映像で目にする機会は多いが、中堅左に掲出された理由はあるのだろうか。経緯や思いを、ブランド元である横浜ゴムと米国の販売会社「Yokohama Tire Corporation(YTC)」に聞いた。(文=THE ANSWER編集部)

 ◇ ◇ ◇

 エンゼルスタジアム中堅に向かってやや左に設置された名物「ロックパイル」。人工の岩山と滝で、同じくロサンゼルスにあるディズニーランドの「ビッグサンダー・マウンテン」を思い起こさせる。エンゼルスの選手が本塁打を放つと、美しい花火が打ちあがる場所でもある。

 大谷は2018年の入団から「ロックパイル」付近に本塁打をよく打ち込んでいる。今季はライト方向へ引っ張った本塁打も増えたが、昨季まではMLB通算47本塁打のうち24本が中堅方向。20年シーズンまで実況を務めたビクター・ロハス氏の「ビッグフライ、オオタニサン!」の一言とともに、ロックパイル前の外野フェンスに設置された「YOKOHAMA TIRES」のロゴが映し出される頻度もかなり多かった。

 今年6月5日(日本時間6日)、岩手・花巻東高の先輩である菊池雄星投手から放った16号本塁打も、同ロゴを越えていく様が映像で報じられた。大きな宣伝効果が生じていると思われるが、もしかすると、本塁打方向の傾向を分析した上であの位置に設置しているのではないか……。純粋な疑問を、横浜ゴム広報室を通じて担当者に聞いてみた。

 まず、設置された経緯について。YTCによると、同社がエンゼルスとパートナー契約を締結したのは2011年。YTCが球場から車で約30分の位置に本社を構えている関係もあり、地域貢献活動の一つとして同年からロゴを掲出するようになった。

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