羽生結弦、恩師オーサー氏がたたえる“ユヅの流儀”「困難にも冷静、本当に感銘的」
平昌五輪のフィギュアスケートで66年ぶりの男子シングル2連覇に挑むソチ五輪金メダリストの羽生結弦(ANA)。昨年11月の練習中の4回転ルッツの着氷時に故障。回復の遅れから昨年のグランプリファイナル、全日本選手権に続き、平昌五輪団体戦も欠場が決まり、シングル連覇にかけることが決まった。
ぶっつけ本番の王者・羽生、「日ごとに力強さを取り戻している」
平昌五輪のフィギュアスケートで66年ぶりの男子シングル2連覇に挑むソチ五輪金メダリストの羽生結弦(ANA)。昨年11月の練習中の4回転ルッツの着氷時に故障。回復の遅れから昨年のグランプリファイナル、全日本選手権に続き、平昌五輪団体戦も欠場が決まり、シングル連覇にかけることが決まった。
故障以降、公の場に姿を見せていない王者を指導するブライアン・オーサーコーチは苦難にも冷静さを失わなかった“ユヅの流儀”を「本当に感銘的」と手放しで絶賛している。米テレビ局「NBCスポーツ」電子版が報じている。
6日に韓国入りしたオーサー氏は、練習拠点のカナダ・トロントに残り、最終調整を進める愛弟子の状況について説明している。
「彼はいいトレーニングをしている。それについてはいくらでも話せるんだ。彼はジャンプの練習を再開している。先週は素晴らしかった。日毎に力強さを取り戻している。彼は痛みなくトレーニングができている。慎重かつ、スマートにね」
スケート競技の舞台となる江陵市の練習場でオーサー氏はこう語った。
団体戦欠場という選択を下した羽生だが、ジャンプ練習もこなしている。そして、焦りが生まれてもおかしくない怪我のタイミングにも関わらず、慎重さ、そして、賢さも失っていないとする、恩師の太鼓判を伝えている。