38歳ドネアは年齢を跳ね返す 1年半ブランクはむしろプラス「あいつ何歳だ?ってね」
井上戦を回想「肝臓に食らわなかったらダウンしていなかった」
またドネアは2年前の井上との死闘をこう回想している。
「イノウエから彼のベストショットを食らった。もし肝臓に食らわなかったら俺はダウンしていなかった。誰だって肝臓に食らったらたまったもんじゃない」
11回に左ボディーを食らってダウンを喫したが、肝臓への被弾がなければダウンはなかったと語っている。
井上戦以来、コロナ禍もあって1年半ぶりのリング。「2年間休養があったことで、俺の身体の状態は素晴らしいものになっている。フラストレーションも溜まっていたさ。本当に試合がしたかった。懸命にトレーニングを重ねてきた。治療の為、リラックスの為にボクシングから離れる時間もあった」とブランクはポジティブに捉えている。
「俺はもっと強くなって帰ってくる。モチベーションも高い。準備も最大限にできている。君たちは土曜の試合後にこう話すだろうね。『あいつは何歳だ?』ってね」
11月には39歳となるドネアだが、その闘志の炎は消えることなく燃え続けている。
(THE ANSWER編集部)