WBSS王者テイラーが4団体統一の快挙 強烈左アッパーで2度ダウン、打撃戦で判定勝ち
ボクシングの世界スーパーライト級4団体統一戦が22日(日本時間23日)、米ラスベガスで行われ、WBAスーパー&IBF王者ジョシュ・テイラー(英国)がWBC&WBO王者ホセ・ラミレス(米国)に3-0で判定勝ち(三者とも114-112)した。史上6人目となる4団体統一の快挙を達成。米興行大手・トップランク社は、クリンチの離れ際に放った左アッパーのダウン動画を公開している。30歳のテイラーは18勝(13KO)、28歳のラミレスは26勝(17KO)1敗でプロ初黒星。
世界スーパーライト級4団体統一戦、テイラーがクリンチの離れ際にアッパー炸裂
ボクシングの世界スーパーライト級4団体統一戦が22日(日本時間23日)、米ラスベガスで行われ、WBAスーパー&IBF王者ジョシュ・テイラー(英国)がWBC&WBO王者ホセ・ラミレス(米国)に3-0で判定勝ち(三者とも114-112)した。史上6人目となる4団体統一の快挙を達成。米興行大手・トップランク社は、クリンチの離れ際に放った左アッパーのダウン動画を公開している。30歳のテイラーは18勝(13KO)、28歳のラミレスは26勝(17KO)1敗でプロ初黒星。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
激しい試合となった。3回、ラミレスが手数を増やして攻勢に。ボディーフックなどでサウスポーのテイラーを下がらせた。しかし、6回にはラミレスが右ストレートで踏み込んだところに、テイラーの左ショートが炸裂。カウンターでダウンを先取した。7回にはクリンチの離れ際に強烈な左アッパーを入れて2度目のダウンを奪ってみせた。終盤はラミレスが猛攻を仕掛けたが、テイラーが凌ぎ切った。
長いボクシング史で4団体統一を果たしたのは、スーパーライト級のテレンス・クロフォード、ミドル級のバーナード・ホプキンスとジャーメイン・テイラー(いずれも米国)、クルーザー級のオレクサンドル・ウシク(ウクライナ)、ライト級で昨年10月にワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)を破ったテオフィモ・ロペス(米国)の過去5人、スーパーライト級では2人目となった。
テイラーは2019年10月にワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)で優勝。米専門誌「ザ・リング」の階級を超えた格付けランク「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」で9位につけている。
(THE ANSWER編集部)