松山英樹の「ただの通訳ではない」 苦楽を共にした68歳米国人通訳の“信念”に注目
ターナー氏の想いとは「言葉をそのまま異なる言語に訳しているのではない」
長年、米国で苦楽を共にしてきた間柄。ターナー氏は通訳として信念があるという。同紙はその想いをこう掲載している。
「私はただの通訳ではありません。言葉をそのまま異なる言語に訳しているのではないのです。彼が話していることを聞いて、それが米国人や英語を話す人と同じ気持ちの表現になるよう言い換えているのです。選手の温度感を知り、それに合う言葉を見つけています。そのことに誇りを持っている。ここ(頭)じゃなくてここ(ハート)で仕事をしています」
ターナー氏は頭と胸を指差しながら語ったという。日本人にとって歴史的快挙の裏には、米国人通訳のサポートとプライドを持った仕事があったようだ。
(THE ANSWER編集部)