井上尚弥、衝撃の再現はお預け 大物プロモーター明言「Superflyには参戦しない」
ヤファイ、アンカハスらと待望していた統一戦ならず
WBA世界王者のカリド・ヤファイ(英国)のプロモーターのハーン氏との統一戦の交渉は不調に終わり、IBF世界王者の「プリティボーイ」こと、ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)は米テレビ局ESPNと独占契約を結んだトップランク社と契約を結び、HBOがテレビ中継を行う「Superfly」に参加することはない。
「このショーでイノウエが統一戦を行う選択肢は存在しないんだ」とロフラー氏は話したという。「Superfly」はトリプルヘッダーを見込んでいる。WBC世界王者シーサケット・ソールンビサイ(タイ)―フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)のタイトル戦が現時点で最大の目玉。統一戦を実現できなかったモンスターの招聘失敗で新たなマッチメークの必要が生まれている。
「Superflyのコンセプトはここまで厳格でなければいけないのか。115ポンド(スーパーフライ級)のみが参加するのか?」という質問に対し、ロフラー氏は「テレビ向けの戦いとして、HBOはスーパーフライ級に限定したいと希望している。だが、将来的には柔軟性も生まれてくるかもしれない」と予想したことを紹介している。
バンタム級に転向する井上。本場アメリカの目の肥えたボクシングファンも待望する「Monster」の2度目の米上陸は、お預けになりそうだ。
(THE ANSWER編集部)